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脳卒中・脳梗塞ランキング
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内反尖足・ぶん回し歩行完全回復について-1(特に腕・肩甲骨・下行性の連動改善)



結論から言うと、


内反尖足・ぶん回し歩行からの完全回復には


麻痺側のの前後内外の

a−筋力アップ

b−筋肉柔らかく(麻痺側の足の裏面=ハムストリングスふくらはぎ+太もも・スネを捻り内外側面=内外ライン→内ライン・体重が内ラインに乗って来る・内反尖足改善・クロゥツゥの改善+外ライン足小指の充実感)

c−麻痺側の股関節の可動域制限解除・拡大


麻痺側のお尻腰背中の筋肉を解し柔らかくする事→内反尖足によるぶん回し歩行から正常歩行の回復には、骨盤起こしと麻痺側お尻腰背中の板状のコリ・張りが溶けて対角線に捩れるが必要です。


現在(2024年06/17)の私は、麻痺側の右足(太もも・ハムストリングス・右ふくらはぎ・右足首)と右股関節は少し違和感があるもの、アイシング再開により、左右腰痛が消えて→右お尻〜右腰〜右背中下部〜の板状の硬いコリ・張溶けてる感覚になっています。しかし、麻痺側の右腕は意識すると腕振りが出来ますが無意識下ではブランブラン状態です。




参照図→歩行動作と骨盤−メディマグ



参照図→歩行動作の骨盤の動き−1−動作分析と治療マネジメント



参照図→歩行動作の骨盤の動き−2−動作分析と治療マネジメント




参照図→上肢振り子運動−Nishidaの肩塾



以上は当然な事ですが、


麻痺側の腕の曲がりの改善+麻痺側の肩甲骨の改善要は肩甲骨からの腕振りが出来ないと、完全回復は無理だと言う考えです。


①②③が出来ないと、無理だと思いました。


肩甲骨は、肩関節の土台とも呼べる部位です。

肩甲骨には、

・鎖骨

・上腕骨(肩に近い腕の骨)

が関節を通して付着しています。また、肩甲骨には肩こりの元となる、僧帽筋(首の付け根の筋肉)や菱形筋(背中の筋肉)などの筋肉を含む18種類もの筋肉が付着しており、肩甲骨を動かすことで肩こりの改善に大きな効果があります。肩や首回りの筋肉はほとんどが肩甲骨に付着しており、肩甲骨を動かすことでそれらの筋肉を刺激することができます


肩甲骨

内転

外転

上方回旋

下方回旋

挙上

下制 


など6種類の動きが可能で、非常に可動域の広い柔軟性のある部位です。

参考文・図→五反野駅前整骨院ブログ肩甲骨の特徴+肩コリのケア方法 解決編 四ツ谷(新宿)の整体院・する


背中に羽のようについている肩甲骨。私たちは、腕を動かすとき肩の関節だけが動いているわけではありません。

骨格的にみると、腕のはじまり肩関節ではなく肩甲骨と鎖骨になります。

(腕は鎖骨から・腕を真っすぐ上に挙げるには胸鎖関節の可動域拡大が重要

荷物を持つ、服を着る、ボールを投げるなど、生活の中で僕らはいつも腕を使っています。

肩甲骨には、腕を使うときに重要な筋肉がたくさんついています。


参考文・絵図→ANATOMY-YOGA・リアル解剖学講座



参考図→肩甲骨・ANATOMY-YOGA・リアル解剖学講座



参考図→五反野駅前整骨院ブログ肩甲骨の特徴


身体全体での歩行動作には、


腕振り後ろに引くが重要


骨盤の動き骨盤を起こし、お尻腰回りの筋肉を解し柔らかくする


着地→かかと(意識し過ぎて強く着地は負担大なのでNG)→足裏の中央→つま先の順番を意識しながら、足裏全体でフラットに着地するイメージで、足裏の重心を移動させます。


重心移動→全身のバランス・下半身と上半身との連動


上・下行性の正常な連動→背骨・骨盤の捻れなど


5つの要素で成り立っています。


腕を振る時の一番のポイントは腕を「大きく前に出す」のではなく、「後ろに引く」ことが重要です。


その重要な役割は、背中にある肩甲骨が担っています。



腕を深く後ろに引いた反動を推進力に変える




後ろに突き上げるように




腕振りに慣れてきたら→肘を曲げてウォーキングのピッチを上げると良いです。


参考文・写真→日経Gooday-

プロ・ランニングコーチの金哲彦さんが提唱する「体幹ウォーキング」


⭕備考→脳卒中により麻痺側の足が拘縮して内反股関節と足の角度が進行方向に対してクローズ角度)になり健側よりも麻痺側の足の長さが短くなってしまいます。ぶん回し歩行の原因+転倒し易い原因



足先向き-内反(クローズ)


ビューティローラー使用で股関節と足の筋肉も柔らかくなると、次第に内反が是正されて行き、股関節の角度が進行方向に対して平行になると股関節の構造上(解剖学的に個人差はありますが、凸・大腿骨の骨頭と凹・寛骨臼)3次元的に健側よりも麻痺側の足長さが長くなり、麻痺側の足が健側よりも挙がらない事真っすぐになった足先がより引っかかり易くなる事も加味されて歩行時に床に引っかかるようになります。



足先向き-真っ直ぐ平行


更に、麻痺側の股関節の可動域拡大・足の筋肉の柔軟性と足の筋力も改善されると、麻痺側の足が気持ち短くなって股関節の位置が正常角度進行方向に対してややオープン角度)になります。すると両足の長さが健側とほぼ同じになり、足の筋力アップもあって歩行時に足が挙がり床に引っかからない正常歩行になって行きます。(私見)



足先向き-正常(ややオープン)



参考図→骨盤の構造(Yoga journal Online)