脳卒中・脳梗塞ランキング
⭕3Mメソッドの具体的方法-7
(8段階のおおまかな目標の流れ-4)
⑤マシンでの回復最終段階(麻痺側肩周り・腕の回復)
→腕クロスストレッチ
●注意→この段階を終えてもマシン(筋力アップ系マシン+ビューティローラーを含むストレッチ系マシン)は、ずっと使用し続けます。
◎前提条件→
肩関節はとてもデリケートですから慎重に行うことが重要です。
●ゴムチューブ引っ張りで、
肩の痛みの完全消失(コリ張りはある程度仕方ありません)と出来れば、インピンジメント(衝突・引っ掛かり)によるクリック音が消えてから、ストレッチマシンによる腕をクロスして胸鎖関節の可動域拡大をして下さい。
これにより、楽にバンザイ運動が可能になります。
時間に余裕があるなら、痛み・クリック音の様子を一定期間観察してから腕クロスストレッチマシンすることが望ましいです。
●完全に肩関節の痛みが消えてから次の段階へ進むこと
◎腕クロスストレッチの方法→ストレッチマシンで左右ポールを反対の腕・手でクロスして掴んで、顔に二の腕を近づけるようにストレッチします。肩のラインが正常になり、背骨も真っ直ぐになります。
●備考-1→脳梗塞後遺症の運動障害の1つに、腕を真っ直ぐ伸ばそうとすると肩が上がってしまうことがあります。これはスムーズに肩関節が働かないためによる代償性の動きです。
●備考-2→鎖骨→腕は鎖骨からです。その証拠に首の付け根にある胸鎖関節を指で押して、関節の動きを止めた状態では腕は上がりません。
◎注意事項→胸鎖関節の拡大無しのバンザイ動作は却って痛めてしまいますから注意して下さい。
◎備考-3→麻痺側の上腕二の腕の力こぶの強張りと、肘の曲がりと、手首の内転という
しつこい腕の後遺症部分の麻痺側の腕にビューティローラーをかけると著しく改善されて行きます。
歩行はOKでも腕は曲がっているという人が多いですから、
是非とも体験して下さい。
◎関連投稿記事→
●3Mメソッド−各論−10−1(マシン最終段階・麻痺側肩周り・腕の回復)
https://ameblo.jp/hapikuni/entry-12813580531.html
●3Mメソッド−各論−10−2(マシン最終段階・麻痺側肩周り・腕の回復)