昔の私は、男性に媚びる女性が大っきらいでした。
女同士で喋っている時は感じ悪いくせに
オトコの前に出ると、とたんにくねくねして、「ねぇ~ そうよね~
」
と男子に微笑みかけているオンナがいると、けっ飛ばしたい衝動にかられていました。
そして、
「なぜオトコはああいうオンナが好きなんだ??
媚び子なだけで、別にそんなにかわいくないのに」
と本気で思っていました
そんな経緯もあって、若い頃はなんとなく男性に対して甘えたり・・・とか、お願いしたり・・
みたいなことがどことなく恥ずかしくて全然出来なくて、なんでもかんでも自分でやってしまう可愛げのないオンナでした。
けれど。
なんだろうな~・・・、たくさん失恋してきたから、というのもあるけれど、
だんだん・・・少しずつ・・・「オトコの人の気持ち」というのが理解できるようになってきたのです。
オトコは、持ち上げられるのが好き。
オトコは、頼られるのが好き。
オトコは、得意なことを教えることが好き。
オトコは、オンナが笑っていると安心する。
・・・みたいなことがわかってきたので、それを実生活に実践していきました。
か弱い女性を演じる・・・とか、くねくね女になるわけではなく、
ちょこっとだけ男性を頼るのです。
たとえば、今もポン太と休みにどこか行く・・となると、出発する時間は
「ポン太さんの都合でいいよ」
と言う。
高いところの物を取る時でも、ホントは自分でとれるんだけど(^_^;)、ポン太がいるときに
「ごめん、あれ、取ってくれない?」
とお願いする。
そして、取ってくれたあとは
「ありがとう・・・!
いやー、頼れる人がいるってありがたいねぇぇぇぇぇ」
と語尾を伸ばしてみたり(^_^;)。
そうするとね、こちらがお願いしていなかったことでもいきなりやってくれたりするのです!
たとえば帰宅したら洗濯物が畳んであったり!!
切れていたティッシュペーパーを買っておいてくれたり!!
些細なことですが、日々忙しいので、さりげなくこういうことをやっておいてくれると本当に
ありがたいのです。
だから結婚してから、私は「自分のなかの可愛げ」をスクスクと育てるようにしています。
「フン!なんでも自分でできるのよっ!」
といった雰囲気を出さずに、周りに対してニュートラルな気持ちで接していると
意外なところで助けをもらったり。
11月3日のワークショップ参加者のホームワークを見ていたら、肩に力が入り過ぎて
「誰も頼らないわよっ!
私はそうやって生きて来たの!
でも結婚はしたいのよ!
早くそういうのわかってちょうだいよっ!!」
とガチガチに固まっているなぁ~・・と感じる方がいらっしゃいました。
あんまりカチカチだと、男性は引きます。
お相手を頼ってもいいじゃないですか。
結婚って、持ちつ持たれつ、依存し過ぎず、お互いの人生も楽しみながら、でも、一緒にいるときは相手を頼ってみることも大事ですよね。