こんばんは♪
土居美紀です。
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2019.3.19
卵巣に12センチの腫瘍発覚
2019.4.1
卵巣がんであろうと診断され現在、通院中
子宮からもがん細胞発見
5月、手術予定(並行して自然療法実施中)
子宮内膜症、卵巣(チョコレート)膿疱
子宮内膜ポリープ(内視鏡手術)の経験あり
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昨日の記事のつづきのような感じです。
抗がん剤への考え方も、この病気になって
から変わりました。
病気になる前は、抗がん剤に対して、
絶対的な否定、に近い感覚がありました。
もちろん、抗がん剤を選んだ方、
選ばざるを得なかった方たちに対して
否定的な思いはありませんでした。
それは、その方の選択だから、私が何か
言うことでもないので、その方の選択を
尊重する気持ちでいました。
たぶん、喜んでやりたくてやってる方と
いうのはいらっしゃらないと思ったし。
避けられるものなら避けたい、と
大多数の方は思ってると思うので。
でも、自分がもしがんになったら、可能な
限り抗がん剤は、避けたい、という気持ちが
とてもとても強かったです。
だけど、実際、自分がなってみて、
少し考えが変わりました。
抗がん剤に否定的な気持ちがあった理由
としては、
1. 良い細胞まで殺してしまうのは、
どうしても納得いかない
2. 体調が非常に悪くなり、すごく苦しそう
3. 髪の毛が全部抜けてしまうのは辛い
4. お医者さまたちは、自分がガンになったら
抗がん剤はやらないと言っている人たちが
たくさんいると聞いた
5. アメリカでは、今は抗がん剤治療に対して
基本的には否定的で、別の治療が進んで
いると聞いた
など。
でも、いろいろ調べていると、4と5に
関しては、それと全く反対の記事も
載ってました。
そういう噂があるけど、それは嘘だ、
みたいな。
どっちがほんとなのー?
って、思います(苦笑)
抗がん剤に限らず、全ての情報に関して
これって言えると思うんですよね。
例えば、
牛乳は身体にいいと言われてきた
けど、実は身体に良くなかった
という記事があるかと思えば、
いや、変わらず牛乳は身体にいい
という記事もある。
子育て本においても、正反対のことが
書いてあって、とまどうママさんたちを
たくさん見てきてますし。
情報って、難しいですね~
でも、自分が何を選択し、何を信じるか、
そして、選んだものに対して愛や感謝、
喜びをもって接すれば、何でもOK!
って思うんですよね。
以前からよく私が例に出していたのが、
身体に悪いと言われたりする黒い炭酸飲料
(○ーラ)が大好きなアメリカの90歳代の
おばあちゃんのお話。
おばあちゃんは、その炭酸飲料が大好きで
毎日毎日、飲み続けていたそう。
おばあちゃんの周りのお医者さまたちは、
みんなこぞって、おばあちゃんにその
炭酸飲料を飲むのをやめなさい、と
忠告していたそう。
でも、気がついたら忠告していたお医者さま
たちは、みーんなおばあちゃんより先に
亡くなってしまい、当のおばあちゃんは、
90歳を過ぎてもピンピンしていて、とても
元気だとか!
おばあちゃんは、その炭酸飲料が大好きで
大好きで、飲む時にものすごくワクワク
しながら毎日飲んでたんですよね。
もし、本当にその炭酸飲料が身体に悪い
影響を与えるものだったとしても、
おばあちゃんがそれを飲むことを毎日
とても楽しみにワクワクしながら
飲んでいたら、そのワクワクのエネルギー
のほうが、上回ってたってことなんじゃ
ないかな、と思うのです。
何事もそういうことなんじゃない?って。
良いとか悪いとかじゃない。
私、ガンに効くと言われている
ハーブティーを、もう10年近く飲み続けて
いるんです。
飲み始めのきっかけは、友人のお父様が
末期がんで寝たきり状態だったところ、
そのハーブティーを飲み始めた結果、
家で仕事ができるほどまでに復活した、
というお話を聞いたから。
その話を聞いた当時、私は子宮内膜症や
卵巣、チョコレート膿疱を発症していて、
それを少しでも軽くできれば、という
気持ちで飲んでいました。
そして、子宮内膜症の症状がおさまった
後も、がんにならないように、とずっと
飲み続けていたのです。
心の中では、
これを飲んでいるから私はがんには
ならないよね
という思い込みがありました。
さっきのおばあちゃんの件の、ちょっと
裏返しな感じというか。
これを飲んでいれば大丈夫
というように”絶対”は無くて、どんな
可能性もあり得るんだ、というのを
知らせるためにがんになった、とも
言えると思います。
(この話はまた今度詳しく)
人間が苦しくなる時って、思い込みが
ある時なんですよね。
これはダメなんだ
と思ってることがあると、それに反してる
人や、反してる自分に対して、NOが出る。
自己否定、他者否定ですよね。
思い込みが、自分の心を苦しくしてる。
思い込みを外して、それもあれも、どれも
OKだよね。
良い悪いじゃないよね。
と思えば苦しくなくなります。
この病気になって、いろいろな気づきが
あり、すべてに関して、オールOKだよね、
という気持ちが芽生えてきているのは
確かです。
ただ、だからと言って、何でもかんでも
やりたい放題というのは違うと思う。
様々な情報がある中で、
自分が何を選択するのか
後悔しない選択をし、その選択に
自分が責任をもつ
(結果がどうであれ)
選んだ限りは、愛や感謝や喜びをもって
摂取したり行動する
これが大切なことなんじゃないかなぁと。
なので、話は戻りますが、もし私が
抗がん剤の摂取を選択したとしたら、
抗がん剤にも愛と感謝をもって、
ありがとうという気持ちで受け入れたいな
と思っています。
抗がん剤は、必ずしもひどい副作用が
出るわけではなく、あまり大きな副作用を
感じていない方のお話もいろいろ聞いて
います。
相性もあるようですね。
ウィッグも今はウィッグと言われても
ほんとに?と思ってしまうほど、
ナチュラルな素晴らしいものもありますし。
妊娠中でも、使える抗がん剤があることも
今回初めて知りました。
すごく否定的だった私の考えが少しずつ
変わってきています。
思い込みを外して、柔軟な気持ちで
選択ができるようにしたいな、と
思っています。
土居美紀