いただいたヒントを元に。
自分でも望んでいるわけでもないのに、
ネガティブ思考が癖になっている場合、
ありますよね。
常に未来の不安を感じてしまう
こうなったらどうしよう
こう思われてたらどうしよう
きっと、こう思われてる、
だから私はダメなんだ
といったように、すぐに不安や怖れが
生まれてきてしまう。
それは、癖なので、なかなか止められない、
といったように。
こういう方は、幼い頃に親から
そんなことしちゃ、ダメでしょ
うまくいきっこないわよ
失敗するからやめときなさい
というような言葉をかけられていたことで、
何かやったら失敗するんじゃないか
私ごときがやってはいけないのではないか
私がやるといつも悪いことが起きる
などと、行動する前に頭で考えすぎて
しまって、不安がよぎって動けなくなる
というように、原因があります。
なので、私はポジティブに考えられない
ダメな人間だ、などと思わずに習慣だから
仕方ないよね~!くらいの軽い気持ちで
自分と接したほうが気が楽じゃないかな、
と思います。
そして、ネガティブが癖になっている
ところ、無理矢理ポジティブな思考に
置き換えようとしても、最初はなかなか
うまくいかないと思いますし、無理に
思い込もうとしている自分にモヤモヤが
残るかと思います。
そういう時は、自分と向きあうことを
一生懸命にすると、より一層考えすぎて
しまいます。
ちょっと悪循環なので、外側から
アプローチしていくといいと思います。
外側から、というのは
五感に響くことをする
非日常的なことをする
というような感じです。
五感になぜアプローチするか、というと、
五感はダイレクトに脳に刺激がいって、
あまり考える隙を与えないので、余計な
雑念が入りにくいから。
特に臭い(香り)は、直接、脳に届くので
効果的なようです。
大好きな香りをかいで、うっとりする
といったようなことを毎日続けていると、
五感の感度があがって、ポジティブな
考え方が自然にできるようになってくると
思います。
大切なのは、感じた喜びを大袈裟なくらいに
表現したり、その喜びにしっかり浸ること。
感じて、認めていくうちに、この幸せな
状況はなんと有難いことなのだろう!
と、感謝の気持ちが生まれて、幸せ感を
しっかり感じることができると思います。
幸せ感を感じられると、そこで人は満足
しますので、自然とポジティブ思考に
なります。
だから、どれだけ小さな幸せをどれだけ
大袈裟に喜べるか、というのは大事かも。
お風呂あがりに、アロマキャンドルたいて、
あ~、いい香り~

と、楽しむのもいいでしょう。
そんな時間取れなーい!という方は、
朝いれるコーヒーの香りにふっと浸って
幸せを感じるのでもいいでしょう。
ほんの10秒でも、その幸せを毎日感じる
ことができたら、幸せ感度も上がり、
ポジティブな気持ちがどんどん生まれて
くると思います。
人間、悩んでいる時、その渦中にいる時、
ついついそのことばっかりグルグル考えて
しまいがちですが、まったく違う五感と
いうものからアプローチしてみると、
グルグルから少し離れることができますよね。
もうひとつの非日常的なことも、体に
いつもと違う刺激を与えることで、感度を
高めていくことができます。
非日常的というのは、旅行など、ちょっと
手のかかることから、いつもと違う道を
通って帰ってみる、普段着ない色の服を
着てみるなどの簡単にできるものまで、
様々です。
ネガティブ思考についなりがちな方は、
五感を刺激する
非日常を体験してみる
を、ぜひやってみてください。
私もいちいち小さなことで感動できるように
香りの刺激は大切にしています。
好きな香りは大袈裟なくらい思いっきり
嗅いでます

土居美紀
