本日1記事目は、教育シリーズから。
教育シリーズ、かなりご無沙汰してますが。。
先日のこちら↓の記事の続きです。
長距離移動の際のお子さんとの
接し方に気を使ったり、難しく感じて
いらっしゃる方も多いと思います。
例えば、新幹線とか、飛行機など。
時には国際線ということもあるでしょう。
車と違って途中で降りるわけにもいかず、
悩ましいところですよね。
うまく寝てもらえれば助かりますが、
そうはいかない時もありますよね。
子どもにとって、一カ所で長時間
座りっぱなしというのは、さすがに
キツイ状況です。
絵本を読んだり、おもちゃで遊んだり、
というのでも、長時間となると飽きて
しまいますよね。
大人でも国際線などの長距離フライトは
結構しんどいな、と感じると思います。
身体を動かしたり、景色や環境を
変えたくなってきます。
そういう時は、どんどん歩かせて
みてあげてください。
幼少期であれば、車内や飛行機の中を
歩くだけでも十分、子どもは喜びます。
場合によっては何周もすることになる
かもしれませんが(苦笑)
お子さんが納得するまで何周でも
付き合ってあげてください。
電車も飛行機も車両と車両の間にある
スペースなど、少し広いところで、
ちょっとした運動のような
ことをするのもいいですね。
ストレッチとか準備運動のようなもの。
身体を上半身も下半身も大きく動かす
というのは、エネルギーを循環させて
ストレスを発散させることができます。
お遊戯とか手遊び歌のようなものでも
いいと思います。
子どもが喜びそうな動きを一緒に
やってあげてみてください。
少し知識がついてきた年齢のお子さんには、
何か探し物をしながら探検のようにして
歩くのもオススメです。
特に男の子はそういうのが好きですね。
例えば、歩きながら車両は何両あるのかな?
お手洗いの数は全部でいくつかな?
食堂車は何両目にあるのかな?
といったように、歩くこと以外にも
楽しみや意識を集中させるものを
付け加えたり。
また、地図とにらめっこしながら、
今、どこを走っているのだろう、と
景色を通して自分がいる場所を
探してみたりするのも喜びます。
車窓から見える景色と、地図とその土地の
名産をすべてリンクさせて学ばせて
あげると、子どもはとても興味を
持ちながら楽しみながら学べると
思います。
乳児の場合も、お母さんが椅子に座って
抱っこしたままの体勢がずっと続くと
ぐずったりしますので、抱っこしながら
歩いたり、車両と車両の間で外の
景色を見せたり歌を歌ってあげたりなど、
少し広い空間に移動して気分転換させて
あげてください。
「たかいたかい」をするとか、ブランコの
ような動きをしてあげるとか、乳幼児向けの
リトミックのような動きをしてあげるのも
効果的です。
長距離の場合は、いかに子どもに飽きさせ
ないような工夫ができるか、というところが
ポイントになってきます。
絵本、塗り絵、おもちゃなど、いろいろな
種類の遊び道具を用意してあげる。
おしゃべりや声がけも、頻繁にたくさん
してあげてください。
身体を動かすことも意識的に。
移動の際も旅のひとつとして
思い出となるくらい楽しめる要素を
ぜひ作ってあげてください。
土居美紀