最近、自分の好きなことをして生きる
というのが注目されていますよね。
それは、自分の心に正直になり、
自分のやりたい!を我慢しないで
生きることで、自分自身が喜び
つまりは自分を大切にする、
ということに繋がると。
確かにそうなのですが、
好きなことをして生きる
ということと、
わがままになる
自分の欲求、我を通す
ということは、別のことだと
思います。
自分の好きなように生きたいから
家族のことは一切考えず、例えば
家族が路頭に迷うような状態に
なろうとも好きなことをする
というのは、本人も家族もHappyでは
ないですよね。
それは結局、自分を喜ばせることには
繋がっていないと思います。
自分の好きなことをしながらも、
相手がいる場合は相手のことも
やはり考慮はすべき。
ただし、そこで遠慮しすぎたり、
相手のためにと思いすぎて自分を
押し殺して我慢ばかりするのは、
自分を大切にしていないこと
になりますね。
そのバランスが難しいと感じている方が
クライアントさんにもいらっしゃいます。
バランスが難しいと感じる原因のひとつは、
人間関係に苦手意識があったり、普段から
人との距離感があまりつかめない、
というのがあります。
なので、バランスがうまく取れない方は、
まずは自分自身だけで解決できることに
関して自分の好きなことをしてみる
というのをお薦めします。
例えば、自分のカバンの中のものを自分が
本当に好きだ!見るだけでワクワクする!
といったような好きなものだけで揃える、
など。
特に女性であれば毎日、幾度となくカバンの
中を見ると思いますし、カバンの中の物を
使うと思います。
そのたびに、ワクワクすることになるので
自分の心が満たされたり、気分が上がります。
自分の心が満たされている時も、気分が
上がっている時も、あなたの波動は
上がっています。
波動が上がる癖がつくと、自然と人間関係も
心地よい関係になっていきます。
波動は同じ波動のものを引き寄せるので。
そうなったとき、相手との距離感の取り方は
意識せずとも以前よりは、わかりやすく
なっていると思います。
波動が上がっているという状態は
自分の心が満たされている状態。
自分の心が満たされていると心の
余裕ができます。
心の余裕ができると、わがままを相手に
押し通すという行為はしなくなります。
自分の好きなことをして生きることと、
わがままとの違いがよくわからない方は、
まずは自分ひとりで周りに影響のない
ところから好きなことをするのを始めて
みてくださいね。
土居美紀