地元の人しか知らない場所。地元の人でも知らない場所。
私が阪神淡路大震災まで住んでいたところも載っていて、知らなかったことも多いな、と改めて思う。
1~3までの3冊に、距離2~3kmの各50コース。“全150コースを歩くと、大阪のまちのほとんどすべてがわかります”と書いてある。
いろいろな方がイラストを描かれているので、ページをめくるごとに雰囲気が変わる。それも楽しい。
「幕末・天満:龍馬が、新選組が駆け抜けた八軒家」では、伏見の寺田屋と提携していたので坂本龍馬が利用した可能性が高いという「船宿堺屋源兵衛跡」、新選組の定宿だった「船宿京屋忠兵衛跡」、桂小五郎もよく潜伏したといわれる「花外楼」、池田大学事件があった「難波橋」(犯行は岡田以蔵という説も)…などが載っていた。大阪に住んでいても、私はまったく知らなかった。
今の大阪市都島区毛馬生まれの与謝蕪村。有名な「菜の花や 月は東に 日は西に」の句碑は、北区茶屋町にあるらしい。この一帯が菜の花畑だったということは、今や想像もできない。
春と秋には有料のガイドツアーも行われている。案内してもらうのもいいが、この本を片手に、都合のついたときにフラリ気ままに出かけてみてもいいかも知れない。
★『大阪あそ歩(ぼ)まち歩きマップ集』その1~3 大阪コミュニティ・ツーリズム推進連絡協議会・発行、2011.03、各\780+税