昔、雨女だった。遠足なども、もう一回雨が降ったら中止、というところまで順延した。高校の修学旅行で尾瀬に行ったときには、たしか台風が接近中とかで、雨の中での散策だった。
そして、高校時代の友人に、雨男がいた。私たちを含めた旅行は、やはり雨だった。二人揃うな、ともよく言われた。
いつの間にか、私は雨女を返上している。彼はどうなっているかは分からないが。
ところがこのところ、自動車文庫(移動図書館)が来る日に限って、雨が降ることが多い。図書館のスタッフに雨男か雨女がいるのかも知れない。
「雨女」はそもそも、妖怪であるらしい。鳥山石燕の「今昔百鬼拾遺」に載っている。
織田信長も雨男であったらしい。
★『鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集』 鳥山石燕・著、角川書店・刊(角川ソフィア文庫)、2005.07、\667+税