炎上ジャズ道場 鉄の掟

※ドレミ表記は全て移動ドのドレミである。

※移動ドとはどの音からでもドレミと聞こえる音の並びをドレミと呼ぶ考え方。

※ドレミはチューナーが差す音の本名ではなく音楽というドラマの中での役名を意味する。

※音の単純な高さを表す音名(音の本名)はチューナー通りCDE〜表記。

※マイナーでも主音はラではなく全てドと考えるバークリー方式を採用している。

詳しくは炎上ジャズ道場初日の記録を見て欲しい。

 

今日はメジャーセブンスコードをぶっちゃけよう。

 

 

 

前回やったG7は7がつくからドから数えて7番目の音であるシが入ったコードじゃないの?

って思っちゃうのが普通だが、残念ながら7だけはそうじゃなく、たたの7はシ♭(=セ)であるという事は把握してくれただろうか?

 

じゃあただのシを指す数字は何なん?

 

答えはわざわざ大文字のMをつけた「M7」なんよね。(△7、maj7などの表記もある)

 

なんで普通の7が♭つきでただの7がわざわざM7なん?

 

あーややこしい!

 

この7の謎が音楽理論を無駄に難しくしちゃっとるんけど、古くからこう決まっとるんだで仕方ない。

 

動画でも語ったが音楽理論的にはシよりもシ♭の方が重要である場合が多いからシ♭=セがただの7になったんだと思う。

 

だで、ただのシは仕方なくM7と呼ぶしかなかった。

 

 

でもそういやM7って書かれた謎のコードって見た事ないか?

 

GM7とか言うようわからんコード。

 

小文字のmもよく見るけど、大文字のMと何が違うの?

 

と言う事で今日はこのGM7というコードの謎を解き明かそう。

 

 

と言っても、ここまで読んでくれとる人ならピンとくると思うけど、GM7=G+M7

つまりドミソ+シってコードのこと。

 

セブンスコードの時と同様に考えるとシはドを1つ下げればOK!

 

と言う事で炎上ジャズギター流「GM7」はこれ!

 

メジャーセブンスコードの構成音はドミソ+シ!

 

合言葉は

メジャーセブンスコードはドミソシ!

 

 

コードには大きく分けてメジャー系のコードとマイナー系のコードがある。

メジャー系の主要コードは今までに扱ったメジャーコード、セブンスコード、メジャーセブンスコードの3つ。

 

メジャーコードはドミソだけの3音で構成されるから3和音。

セブンスコードとメジャーセブンスコードはドミソにシかセを足した4つの音で構成されるから4和音と呼ばれる。

 

3和音は素朴で明るく力強い響きだでジャズ向きではない。

つまりジャズは4和音を中心につくられとる。

 

メジャーセブンスコードGM7はただ単にメジャーコードGのお洒落版と考えてOKだでジャズでは基本的にGM7を使う。

簡単にジャジーにしたければとりあえずメジャーコードをメジャーセブンスコードにしとけってこと!

 

でもセブンスコードは別ジャンル!

セブンスコードの7を無視してメジャーコードで弾いても問題はないが、逆にメジャーコードのところをセブンスコードにすると何か変な時があるで要注意!

それぐらいセブンスコードは個性的なコードだで音を聞いてセブンスにしても変じゃないところだけセブンスコードにするようにしよう。

セブンスコードというのは正式な名前はドミナントセブンスコードという。

ドミナントとは支配的なという意味。

なにが支配的なのか、何が個性的なのかはまた別の機会に。

 

今日のまとめは

 

ジャズの基本は4和音!

メジャーコードは基本メジャーセブンスにして、違和感ないところは積極的にセブンスコードを使うべし!

 

 

そーいえばGm7ってコードを見たことあるけど、もしかしてGM7とは別のコードなの?

この疑問は次回に!

 

 

 

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