このブログはゴリラでもジャジーなギターが弾けるようになるために書かれた「炎上ジャズギター」を実践したドキュメンタリーである。

 

アコギ弾き語りSSW必見!

ゴリラでもアコギでジャズギターが弾けるようになる「炎上ジャズギター」の特徴は主にこの2つ!

 

①5弦6弦を封印する!(お洒落コード術)

→音楽の仕組みが丸裸になり同時にコードワークが自然とジャジーになる!

②移動ドのドレミで弾きながら声に出して唄う!(魂炎上アドリブ術)

→相対音感が鍛えられ湧き上がったメロディーがギターにダイレクトにリンクできる!

炎上ジャズ道場 鉄の掟

※炎上ジャズ(ゴリ論)のドレミ表記は全て移動ドのドレミである。

※移動ドとはどの音からでもドレミと聞こえる音の並びをドレミと呼ぶ考え方。

※ドレミはチューナーが差す音の本名ではなく音楽というドラマの中での役名を意味する。

※音の単純な高さを表す音名(音の本名)はチューナー通りCDE〜表記。

マイナーでも主音はラではなく全てドと考えるバークリー方式を採用している。

 

 

 

という訳で炎上ジャズ道場をはじめる。

今日はお洒落コード術の基礎の基礎、メジャーコードについて解説しよう。

ギター始めた人がまず覚えるコードはCAGEDの5つ。

実は初心者でも弾けるこの5つのコードを深く理解するだけで、音楽の仕組みはほぼ全て理解できる。

 

でも普通のギター教本ではどの指でどのフレットを押さえるって事ばかり重視して、その指が奏でとる音が何なのかには一切触れない。

その奏でとる1つ1つの音の役割を理解すればコードの仕組みが見えて音楽理論全てに応用できるのに、、、実にもったいない。

 

そこで炎上ジャズギターは音楽の仕組みを見えやすくするために5弦6弦を一旦封印する。

それによってコードに登場する4つの音の役割が理解できるって狙い。

 

おそらくギターを弾いとる人なら「コードはドミソ」という言葉を聞いた事があるだろう?

その意味を考えた事があるか?

 

具体的にコードの仕組みを1つだけ解説する。

 

 

誰もが弾けるであろうこのGというコード。

これの何がドミソなのか考えた事があるか?

答えは下の図。

 

実はGというコードはこんな構造をしとるんよ。

指で押さえる部分しか意識しとらんかもしれんが、開放弦だって音は鳴っとるんだでコードの構成音なんよ。

丸の中の言葉に注目すると6弦から順にドミソドミドになっとる。

まさにドミソだら?

 

でも注意して欲しいのは、この図のドミソというのはチューナーが示すCEGのことではない。

いわゆる移動ドでのドミソ、つまりGコードならG音をドとしたドミソと聞こえる音のこと。

ワシがドレミと表記する時はルートをドとした移動ドでのドレミの事!チューナーが差す音名ではない!

ここさえ理解しちゃえば炎上ジャズ的音楽理論=ゴリ論は全て理解できる。

 

※移動ドというのはどの音からでもドレミファソラシドと聞こえる音の並び方をドレミ〜で呼ぶという考え方。

※Gコードのドミソはチューナーの音で言えばG、B、Dだけど炎上ジャズギターではアルファベットのことは一切無視してOK!

 

実際に6弦3フレットをドと考えて5弦2フレット、4弦開放、3弦開放を順番に弾いてみよう。

「ドーミーソード」って聞こえるはず。(心の中でレ、ファも呟くと分かりやすい)

この移動ドでのドミソだけで構成されたコードをメジャーコードといってアルファベットだけのコードのこと。

 

6弦あると、ややこしいで炎上ジャズギターでは一旦5弦6弦を封印して1弦〜4弦だけで考えるとこうなる。

 

あースッキリ!(笑)

指で押さえるのは1弦だけ!!!

でも1弦から4弦だけでもドミソがちゃんと揃っとることが重要。

移動ドでのドミソが揃えばメジャーコードって事だでね。

 

合言葉は

メジャーコードはドミソだけ!

 

このドミソの配置まで完璧に覚える事が重要!

その理由は次のブログで。

 

お洒落コードとは?

 

メジャーコードの仕組みはこれで完璧!

でも実は君はすでにお洒落コードの使い手になっとるのだ!

 

コードというのはルート(ド)が一番低い音なのが基本。

だでGコードはGがドだから一番低い音をG音とするのが鉄則。

実際、普通のGコードは一番低い音である6弦の音がド=G音になっとるから基本に忠実なGコード。

 

でも炎上ジャズギター は本来ならルート(ベース音)を担当する5弦6弦を封印するからルートが一番低くならん事件が多発する。

 

この炎上ジャズコードの一番低い音である4弦の音は解放のD音。(チューナーでチェック!)

つまりベース音(一番低い音)がG音じゃなくD音。

こういうコードを分数コードって言うんよ。

Gコードなんだけど、ベース音がG音じゃなくD音ということを意味する。

正確なコードネームはG/D。(またはG on D)

 

こんなヘンテコリンなコードの表記を一度ぐらいは見た事があるだろう?

これがその意味不明なコードの正体!

いわゆるお洒落コードのひとつ!(笑)

 

炎上ジャズギター奏法はこんな風にコードを簡単にするだけじゃなく、簡単なのに自然に分数コードになってオシャレになっちゃうという計算しつくされたギター奏法なのである!(笑)

 

こんな裏技が満載な炎上ジャズギターはアマゾンのKindleで販売中!

 

 

 

炎上ジャズ道場プレイリスト