もう何回外来に通っただろう。。。
そのうち2回は診察室に1時間コース。
1回目は告知の日の6月28日、2回目は抗がん剤スタートを決めた8月23日。
私の先生は時間をかけて、ちゃんと私の目を見て話を聞いてくれて、ちゃんと説明してくれます
そして深刻な話なんだけど、時折笑顔を見せて話をしてくれます。だから重い空気がなんとなく穏やかになってしまうのです
告知の時も、
温存か全摘か相談した時も、
術前検査で心電図に引っかかった時も、
病理結果で抗がん剤が必要と分かってウィッグの話をする時も、
抗がん剤の副作用の話をする時も、
すべて落ち込む話題を柔らかく話してくれて、なんとなく不安な気持ちが緩和する不思議な力を持っています
病理結果を聞いてからの1週間、先生に会ったら聞きたいことが次から次へと出てきて、質問している様子をイメージするだけでポロポロ泣いてしまっていよいよ診察室で涙デビューしてしまうかと思っていたけど、何故か先生の前では穏やかに話せてしまいました
その中でとにかく副作用の吐き気が怖くて怖くて、、という不安を吐露しました
何故かというと私は今までの人生で1回しか嘔吐した記憶がないんです。子供の頃1回だけ。だからそれがトラウマで偏頭痛などで嘔気があると余計に具合が悪くなってしまうような気がしてパニックです・・
真剣に嘔吐恐怖症ってくらいは怖いと切々と訴えたのに、看護師さんがいるから捕まえて訴えれば吐き気止め調整するからと言いながら吹き出されてしまいましただから私も自然と笑ってしまいました
そしてなんか吐き気乗り越えられるかもって思って笑って診察室を出ました。
まぁ不安はすぐにリピートしてしまいますが、、
まだまだ長い道のりだけど、笑顔でありがとうございましたと言って先生の診察室を後にできる外来がこれからも続きますように