開運の第一歩は、きちんとその意味を理解し行動してこそ!
・そもそも天赦日ってどういう日?
・天て何?誰?
・一体何を赦されるから開運日なの?
フワフワそれっぽさだけ追いかけてるだけでは、「明日」も昨日と同じあなたのままです。
天赦日の大事なポイントから
Twitterでツイートしたものです。
「全部許されている私最高」というのは、あくまでも自分という命の存在に対する認識部分です。
”本当の自分”というのが、「感情的な自分」とイコールではないように、「自分の願望や欲望」を何もかも肯定されているわけではありません。
人はそれぞれ違います。自分が決して悪意を持たずに言ったことや行ったことが、相手には辛く苦しいことや内心の怒りを呼んでいる事だってあります。そして、それをすべてしないように気をつけるなんてことも現実的に無理です。
無理だから仕方がない・・・普段の生活はそれでもいいでしょう。しかし、開運という観点から見れば、そうではありません。
欲の種まきではなく、善き種を育てる
本日15日は、烏兎太陰日でもあります。
特定の宗教や信仰が無い方でも、自分を振り返ることはできます。
烏兎についてはこちら
では天とは?
「天」はなにか、は、非常に大きいテーマです。なぜなら、時代や文化によって、その意味する所が違うからです。
そこで、今回は、天赦日に焦点を絞り、「すべてをゆるしてくれる」ということについて考えてみましょう。
ここで言われる”すべて”とは、既に書いてきたように、意図せずに犯している可能性のある様々な出来事と、そのことについて考えず反省もしてこなかったことです。
あなたがなにかを買ったり、願いを叶えることを直接的に許可してくれるわけではないということがポイントです。
そもそも天赦日は中華文化由来のものですから、現代日本文化のスピ的解釈だけで理解するのには無理があります。
玉皇大帝さまは「全ての神を統括し宇宙を治める道教の事実上(※)の最高神」とされる神様で、太上金闕至尊玉皇昊天上帝と言います。略して天公とも呼ばれています。
(天赦日はこれをしないとラッキーはこないかもより)
そう、天赦日の天は「天公の天」。
天公に懺悔をし、赦しを得られれば、運気の低下を補い幸運をもたらしてくださると言い、またそれを行った後が、その人が生まれながらに持っている金庫を補い財運を上げるチャンスとも言われています。
(スピで色々流布してるのは、恐らく、ここの部分が強調された結果なのではないかな?と言う気がします。)
(天赦日はこれをしないとラッキーはこないかもより)
結局、天赦日はどうしたらいいの?
昨年、あまりに最高開運日の話が流布していることに疑問を感じ、天赦日にどう行動することで開運できるのかを、はてなブログにまとめ記事を書いています。
ちょっと怖い開運の話
もちろん、何事も何にフォーカスするかはその方次第ですし、ラッキーと思えばラッキーなのだと思います。ただし、「開運」や「幸運」のスイッチは、ただ棚ぼただけを期待し甘言に浸ることでは入りません。
ポイントは、自己を律し、人を思いやり、世界を構成する存在としての自分を省み、行動することで溜まっていくのではないでしょうか。言い換えれば徳積み。
そういった事をまるでしないでの開運は、未来で使うはずのポイントを前取りで使ってしまっている可能性が。
今だけ良ければいいのか、はたまた。
「きちんと考えるスピリチュアル」、大事ですよ
■新しい視点と気づきの為の霊視セッション