子供を育てると言うこと、猫を育てると言うこと | ネコに学ぶ21世紀を生き抜く法

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新猫美~(ビーちゃん)を見ていると
つくづく思います。

小さい時にしっかり遊んでもらっていないと
どんな大人になってしまうのか。
小さい時に遊びやら、戦いやら(勿論遊びの中で)を
身につけてこないとどんなことになるのか。

ビ~は遊びという事を知らない。
じゃらして見ると全くどうしてよいか分からずに
とにかく怒ってみる(あ~かわいそうだ)

人間とコミュニケーションを取りたい、
触ってほしいと思うのにどうして良いのか分からず
引っかいてくる。
攻撃をしてくる。
ビーにはこれ以外のコミュにケーションの
取りかたがわからない。

うちの子達とのあまりの違いに、心が痛む。
かわいそうに・・・
「ビーは最悪の状態で育てられた子だね」という私に
「そんな子は沢山いるんじゃないの」

そうですね~。
私が一番恐れている所です。

ただ猫を飼って、あるいは買って
家に置いておく。
自分が家にいる間も全く猫に構ってやらない。
構い方を知らないので放っておく。

猫の買い方、餌の与え方、トイレのしつけ、
それらが大事な事は分かります。
しかし猫本はそんなことばっかり書いてある。

猫の人格や猫の気持ちを尊重して対等に付き合うことが
どんなに大事かという事はほとんど言われていない。

子育てだって同じ事だけれど。
何が大事って、
ここが一番大事なのに。
餌を与えれば良いってものじゃないのに。

生まれた時から、声を掛け
一緒に遊び、一緒に様々なことをして
互いを尊重しあうことを覚え、
コミュニケーションを取ることを覚えるのだ。

近くへ鳴きながらよってきて、その挙句に
どうしていいか分からずにシャ~!といって
爪を立てるビ~を見ていると
本当にかわいそうになる。

いつになったら心から甘えられるようになるのだろう。
び~はそれを求めているのにそれが出来ない。
人間の罪の深さをしみじみ感じます。

ビ~は我が家へ来て良かったと思う。
(思い上がりだろうか?)
もしこんなに引っかくだけしか愛情表現(ともいえないかも知れない)
を知らない子が、他の家へ言ったら即、追い出されていたかもね。

しかしあわてず、ビ~の気の済むように
過ごさせてやってゆこう。