出口をやっている人は沢山います。
しかし入り口をやっている人はほとんどいない。
あなた、入り口をやってくれませんか?
そんな事を言われました。
入り口とは、
先ず出口とは・・・・捨てられてしまった猫さんの面倒を見る事です。
捨て猫や野良猫の面倒を見る人は現在かなりの数になるそうです。
しかし入り口は全くと言っていいほど手付かず状態だそうです。
入り口とは、ネコを捨てるな運動ですね。
「捨てるな、増やすな」運動とでも言いましょうか。
私が本を書いたのは、捨てられる猫が
一匹でも減るように。
ネコの本質、扱い方、猫と楽しく互いに幸せに暮らす方法を書いて、
ネコの扱いに手を焼いて捨ててしまうような人が出ないように。
一匹でも捨てられる猫が減るようにと願ってのことです。
捨てるなと言う事に加えて、むやみに増やすなと言う事も
言って行きたいデスね。
現在かなりの人に増やさないと言う意識が浸透していると思っていました。
しかし現実はそんな事ありません。
「野良の母ネコが生まれたばかりの子猫を置いて姿を消してしまった。」
そんな連絡を受けて、神奈川県のはずれの方へ行ったとき、
その周辺では野良も飼い猫も、避妊と言う意識のある人が
ほとんどいない事に驚きました。
さらに、「うちの子は可愛いから一度位子供を生ませてやりたい」
そう思う人がかなりいるそうです。
たとえばその子が5匹も6匹も子猫を生んでも全員の面倒を見られるのか?
そこまで考えて増やす覚悟が出来ているのか・・・・
手術を受けさせるのはやはり後ろめたさがあります。
かわいそうだという気持ちもあります。
しかし生ませた後、確実に面倒を見られないなら
自分の甘い感傷だけで子猫を生ませるのは
それはもっともっとひどい事をしてしまうことになります。
目も開かないうちに捨てられたり、
可愛いさかりだけ家に置いて、その後捨てられたり、
そんな子の辿る過酷な生活を考えて欲しいのです。
ネコは捨てない・増やさない
一人でも多くの人にこの事を意識してネコを飼って欲しいのです。
極端な話、それが分からない人は猫を飼わない方が良いのです。
ネコはおもちゃではないのでネ。