テムジンが来た当初、ジョリ子は不安だった。
末っ子だったジョリ子は毎日不安そうに私の顔を見ていた。
ジョリ子に何も心配する事はない。
あなたも新猫のテムジンも皆大事な家族なのだからと、
安心させる様にする。
どうするかといえば、事あるごとにジョリ子に声をかける。
姿が見えれば「ジョリちゃ~ん」と声をかける。
それだけでジョリ子は安心する。
シッポも、主任も、皆通ってきた道。
この二匹、今では誰が来ようと飼い主の心は揺るがないと知っている。
ジョリ子も今ではそれを理解し始めた。
それ以上に自分が大事にされていると言うことを
体全体で理解している。
不安そうな顔は消え、甘えん坊のジョリ子になった。
いつもいつも私と一緒にいる。
今までは先輩猫に遠慮していた風だったが、
今では気がつくとお腹の上にジョリ子が寝ていることが増えた。
子供でも猫でも皆同じ。
下の子が出来ると不安になるのだ。
それを通り越した時、本当の親子の絆が出来上がる。
我が家一のおデブ猫、ジョリ子
しかし同じものを同じだけ食べて、ただ一人太るのは何故?
持って生まれた体型でしょうネ。