ジョリだって様々に鳴けます | ネコに学ぶ21世紀を生き抜く法

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朝、ベランダに出ていると

下の猫庭から情けない声が聞こえてきた。


ジョリだ。

何か困ったことが起こったのだろう。

本当におかしいくらい困惑した鳴き声だ。

猫庭から部屋に入れなくなったのだろうか。


しかし首輪をしていれば、センサーが働いて

猫扉は開くはずだ。

それにしても可笑しい。

その情けなさに於いて、天下一品だ。


さて、下に降りて来てみると、

やはりりジョリは部屋に入ってこられず、

猫扉を手でカリカリとやっている。


ドアを開けてやると、首輪をしていない。

どこかに落としてきたのだ。

センサーが無くては猫扉は開かない。


一体言語というものは、

教えるものではなく、覚えるものでもなく

気持ちが言葉になって現れるという事なのだろうか?


ジョリの鳴き声で、情けない状態だという事が

すぐに分かった。

ジョリの思いもよらない事が起こり、困っている状態だ。


猫は人間の様にたくさんの言語を持たない。

しかし同じ「ニャ~」でも鳴き方で、感情がすぐに分かる。

嬉しい時、困ったとき、悲しいとき、起こっているとき、

ありとあらゆる感情を表現できるのだ。


猫の言語は便利なものだ。

人間だって言葉を持つ以前はこれと同じ様に

あ~とかう~とかで、互いに意志が通じたに違いない。

その頃の方が感情も単刀直入で、

互いの言葉の裏の裏を探るなどという事は無かったに違いない。


だとすれば現代よりその時代、

人間より猫(飛躍しすぎかな~?)の方が

少ない言葉で感情を伝え、互いを理解し有っているのではないだろうか?


人間はありとあらゆる言葉を駆使したって、誤解が生じる。

猫はそんな誤解などと言うものには興味は無いだろう。


ニャ~と鳴いて、扉が開き、ニャ~と鳴いて

ごはんが出てくる。

それ以上に何を求めるというのだろう?

少ない言語で人間をこき使う。

猫って優れもの~~~!


その後二階へ上がってみて、

カーテンとガラス戸の間にジョリの首輪を発見。

良かった!これで安心して猫扉を開けてやれる。







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