「うちの子になってくれて本当にありがとう」
「お母さんの所へ来てくれて本当にありがとう」
いつもは猫にこう言っています。
でも今回はモンゴルの留学生に心の中でこう言いました。
「バヤル、うちの子になってくれて本当にありがとう」
「お母さんの所へ来てくれて、本当にありがとう」
「あなたのことは一生忘れない」
やっぱりな~。
子供も猫も一緒なんだ。
可愛さも、大事さも、いとしさもみんな一緒なんだ。
バヤルは18日に卒業式が終って、
そろそろモンゴルへ帰ります。
これからモンゴルを背負って立つバヤル。
モンゴルの人々のために、世界の平和のために
今日まで5年間学んだことを生かして立派な仕事をしてください。
日本で本気になって勉強をしている留学生を見て、
実の親子でなくても、本当の愛情が湧く事を知りました。
みんな本当に立派になって自国へ帰ってゆきます。
この子達がこれからの世界を背負って立つのだと
しみじみ思います。
そういえば去年卒業してモンゴルへ帰ったヒシグスレン。
彼は我が家へ来て開口一番
「モンゴル人は猫が嫌いです」と言ったっけ。
後でバヤルが言いました。
「ヒシグは猫が嫌いです。モンゴル人でも猫が好きな人はいます」
ヒシグ~~~!君は嫌いより猫が怖かったんだよね。
でも帰る頃にはどうにか慣れたっけ。
ビャンバは最初から猫と遊んだしね。
彼は猫好きだね。
でもモンゴルでは猫は人間に飼われはしないそうです。
それも自然な形なら人も猫もお互いが幸せだと思う。
神様は私に猫という素敵なプレゼントをくれただけでなく、
たくさんの留学生も遣わされた。
私はなんて果報者なのだ。
バヤルとの最初の日の会話。
「お母さん、このへびここにいて良いんですか?」
「え!」(彼は日本語をまだ良く知らないから、へびなわけない。そんなものいない・・)
必死にそう思ってこわごわ覗いた息子の部屋に、へびがいた。
猫のお土産だった。
「バヤル、お願い捨ててきて~~~!」
本当にバヤルがいてくれてよかった!
バヤル元気でね~。人気blogランキングへ