「にゃあ~あ~あ~あ~」
ジョリがそういって鳴いたときはすぐに居場所を突き止めなければいけない。
何故なら「これから悪戯をするよ~だから先にあやまっちゃう」といっているのだ。
毎回同じように「にゃあ~あ~あ~」と叫ぶ。
小さい声で一寸鳴くときは小さな悪戯。
大きな声でたくさん鳴くときは大きな悪戯。
たとえば水を入れておいたビニール袋を
流しからくわえて持ち出し床に落とすときなど。
ジョリの可笑しさは、悪戯をして怒られてから鳴くのではなく
する前に怒られることを承知で予告をするところだ。
黙って悪戯をすれば怒られないのにね。
その点、シュシュは悪戯の大天才。
誰もいないのを見計らって黙々と悪戯をする。
ジョリはまだまだ甘いね。
猫の飼い方の本には
「猫は自分が悪い事をしているとは思っていない。
だからしかってもダメです」と、書いてある。
うっそー!
ジョリだって知ってる。
悪い事、してはいけない事は百も承知だ。
だけどそれを止める事が出来ない。
だって面白いんだもん!とでもいっているのだろう。
百も承知で、止められない、これが猫だ。
それを予告するのがジョリだ。
黙ってやれば良いものを、
「にゃあ~あ~あ~」と鳴くから
「こらジョリ!」といわれる。
でも人間はジョリが鳴いてくれて随分助かっている。
悪戯の後始末をしなくてすむ。
![ネコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/014.gif)
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