破滅願望。 | 木下半太オフィシャルブログ「どんなときも、ロマンチックに生きろ」Powered by Ameba

破滅願望。

昔、ある霊媒師から、「あんたは鮫や。止まったら死んでまう」と言われたことがある。

たしかに、忙しいと安心する。
のんびりするのは数時間が限界だ。

小説家になる前は大阪でバーを経営しながら劇団の座長をやっていた。

借金が雪だるま式に増えても、忙しいことで安心していた。

店をやる前の二十代前半は、パチプロで朝から晩までギャンブル漬けだった。

そして、無類の酒好き。
八年前に禁酒するまでは、それこそ毎日、浴びるように呑んでいた。

仕事の鬼の手塚治虫にも、ギャンブルの鬼の阿佐田哲也にも憧れる。
どこか破滅の匂いに惹かれる。

ドMなんだよねー。追い詰められて生きがいを感じてるんだもん。

ただ、これではいかんなー。
鮫、やめよかなー。

ドSになれるかしら。

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