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阪神タイガース先発のメッセンジャーまさかの乱調で今季最短KO



2016年8月6日  ヤクルト6-1阪神  46勝55敗3分けの4位


昨日ようやく藤浪が長いトンネルを抜けて、今日はエースのメッセンジャー。相手は下位のヤクルトであり6連勝中。難なく勝ってくれることを期待しましたが。まさかの展開でした。


どうした阪神タイガース先発メッセンジャー


この試合、初回からメッセンジャーはピンチを背負います。先頭打者にヒットを打たれ、4番山田、5番バレンティンに連続四球で満塁。続く好調の西田は三振にとって何とか初回を無失点に抑えました。しかしこの回だけで32球を投じてしまい、先が少々思いやられる立ち上がりでした。続く2回も先頭打者に2ベース。ヤクルト下位打線のバント失敗などあってなんとか失点を許さないもののピリッとしない投球です。


この不安は3回に集中して出てしまいます。2番坂口があわやホームランという2ベースで出塁。これで3イニング連続先頭打者が出塁という悪循環。3番今浪もヒットで出塁して無死一三塁で山田、バレンティンを迎えます。ストレートもカーブも高めに浮いてカウントが整いません。原口との呼吸もいまいち合わないのか、首を振るメッセンジャー。


ボール球は振らない山田はしっかり見極めて四球で満塁。続くバレンティンに対しては、2-1と追い込んだ状態から、ワンバウンド3連続で最悪の押し出し。山田、バレンティンとともに2打席連続で四球でした。いまだ無死満塁で好調の西田。初球のスライダーがど真ん中に入ると、もちろん逃されずに、レフトへタイムリー。高山のエラーもあってこれで3失点目。西浦を抑えてやっと1死をとり、8番9番のため、何とか3点でしのいでくれると思っていました。


しかしルーキーにはプロ2安打目を打たれて再び満塁のピンチを背負うと、ピッチャーの山中にまでタイムリーを浴びてしまいました。大引の犠飛もあって5失点。73球を投げていたメッセンジャーには、この時点でタオルが投げられました。2回2/3で5失点、もちろん今季最短での降板となりました。


阪神タイガース打線は天敵山中に完投を許す


一方のヤクルト先発山中には、のらりくらりと自由にピッチングをされてしまいました。この試合の前まで、対戦防御率が0.69という山中は阪神に自信を持って投げていました。悔やまれるのは、2回のチャンス。先頭の福留がヒットで出塁。続く原口も軽打でつないで無死一二塁。


ここで昨日ともに4安打のゴメス、伊藤でしたので、期待を持っていました。しかしフライ3つで攻撃終了。伊藤の当たりはギリギリではありましたが、非常に淡泊さを感じました。4回に福留の2試合連続7号で1点を返しましたが、阪神が奪った得点はこの1点だけ。山中に、たった104球で省エネ完投を許してしまいました。


7日は勝ち越しをかけてのゲームになります。勝てば4カード連続の勝ち越し。とにかく少しずつでも借金を減らしていき、上昇ムードを作ってほしいです。明日7日は勝って、ようやく下降線をたどってきた広島になんとしてもリベンジしなければなりません。