能見の活躍が光った試合1点差でかろうじて勝利 | hanshintoratoraのブログ

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能見の活躍が光った試合


2016年7月2日  中日2-3阪神  34勝41敗3分けの5位


久しぶりに見た能見の気迫。何度も見た能見のクロスファイヤーは最高でした! 目立ったベテラン勢 絶対に欲しい先制点は2回。先頭の福留がまだまだ若手に負けない鋭い振りで2ベース。続く西岡もライト戦へのタイムリーとベテラン二人だけでやってくれました。まだノーアウトだけにたたみかけを期待。しかし伊藤隼太はランナーを進めることができず凡退。北條も追い込まれて、展開的にはよくありませんでした。


しかしマウンドの中日・小熊は久しぶりの登板。勝手に焦ってくれました。北條に死球で一二塁。さらに虚を突いてダブルスチールを決めると、小熊はさらに動揺したのか、ワイルドピッチで労せずして2点目が入りました。チーム打率が低い阪神が、やっと得点した2点。しかしチームが得点をしてくれた次のイニング、たった9球で追いつかれます。1死ならナニータにヒット。続く福田に特大のアーチを浴びてしまいました。ちょっとベテランらしくない投球でした。


3,4回と両軍無得点でしたが、5回に阪神は願ってもないチャンスをもらいます。1死からまさかの3連続四球で満塁のチャンス。ゴメス、福留、西岡がそれぞれ小熊の球をしっかりと見極めた結果です。ここで伊藤隼太は何とかバットに当てると、ピッチャー強襲のタイムリーとなり1点を勝ち越しました。その後ももちろん満塁の場面でしたが、リリーフした祖父江に北條が併殺打に抑えられ一瞬でチェンジとなりました。


結局、阪神が捕った得点はこれがすべてでしたが、3回にもチャンスメイクはしていました。鳥谷がヒットで出塁し、ゴメスが粘って四球でチャンス拡大。福留はマルチヒットを決める安打で無死満塁。とここまではよかったのですが、西岡がまさかのピッチャーゴロでホームゲッツーなどあって無得点。拙攻が目立つ阪神でした。


この日の主役は能見


少ない得点を守ったのは、先発能見でしたが今日の能見は気合が違いました。球速表示はそうでもないですが、そのストレートは捕手のミットにおさまると小気味いい音が鳴っていました。圧巻だったのは6回裏。1死二塁の同点のピンチ。4番ビシエドを見逃し三振にとったクロスファイヤーは見事でした。しかしナニータには相性が悪く、つながれて2死一三塁という同点のピンチが拡大。


今日、アーチを浴びている福田に対して、ビシエド同様の強気のピッチングをするが四球で満塁。しかしこれはおそらく計算上のものでした。その後、またしても能見のクロスファイヤーが雄たけびを上げます。まったく手が出ない堂上は三球三振で最後は見逃し。能見の意地を見た瞬間でした。ここで能見はお役御免。7回からはマテオ、藤川、ドリスで1点差を守り切り勝利しました。


少しずつリリーフは形が見えてきました。しかしここにサターホワイトが加入するわけですが、どういう布陣になるのでしょうか?オールスターまでの14戦。勝手に定めた10勝のノルマに向けて残り9戦で7勝が必要という厳しい状況です。