ロッテに3連敗しかも藤浪と原口がケガと散々な試合でした | hanshintoratoraのブログ

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ロッテに3連敗しかも藤浪と原口がケガと散々な試合でした


2016年6月9日 ロッテ7-2阪神  28勝31敗3分けの5位


借金2というかなりの正念場で、藤浪を立てて挑んだロッテ戦。カードスイープを防ぐためにも右腕の頑張りに期待しましたが、打球が直撃してまさにノックアウトで初の4連敗。セ・リーグでも交流戦でも阪神の下にはヤクルトしかいません。


藤浪がまさにノックアウト


重苦しいムードで始まった試合ですが、主導権を握るためにも先制点は必須の要素でした。しかし立ち上がりの悪い藤浪の顔がいきなり覗きます。先頭打者からいとも簡単に連打を浴びて、無死一三塁。迎えるは3番の首位打者・角中。前回、1安打完封した藤浪のよさが全く見られず、5球目はインコース要求にも関わらずアウトコースに大きく外れ、原口のパスボールで早くも失点。


落ち込む間もなく、角中にもタイムリーで2点。以降のピンチは併殺打などで何とか切り抜けましたが、いきなりの2点のビハインドは今の阪神にはかなりきつい状況でした。しかし続く2回も、藤浪の不安定さは直りません。2アウトから連続タイムリーを浴びて0-4という絶望的な点差になってしまいました。


4点ビハインドだった阪神4回表の攻撃。鳥谷、西岡、ゴメスの3連打などで2点を返し、反撃ムードができあがります。2点差で終盤に向かえば、まだまだわからない展開に持ち込めるだけに大事な4回裏のマウンドに藤浪が上がります。


先頭の鈴木にポテンヒットを打たれ、清田を迎えましたが、ここで藤浪にアクシデントが起こります。強烈なピッチャーライナーの当たりが、藤浪の利き手である右手に直撃。バッターをアウトにするも、さすがに続投はできず3回1/3で被安打8、自責点3、失点4で無念の降板を余儀なくされました。


先発藤浪の場合、リリーフが早い回に登板することはまずありません。何とか後続は榎田が抑えてくれましたが、しわ寄せは5回にやってきます。この回からマウンドには守屋があがりました。しかし先頭打者の高濱に初球をスタンドに運ばれます。高濱は2007年に高校生ドラフト1巡目で阪神に入団した苦労人です。


阪神での一軍出場は果たせなかったものの、ロッテに移籍してからは徐々に頭角を現してきています。しかし、このタイミングで恩返しをしなくてもいいものの。


阪神タイガース交流戦残りのビジターゲームの戦い方


10日からは札幌ドームでの日本ハム3連戦。ビジター6連戦で貯金を作って、交流戦最後のホーム6連戦に挑みたかったですが、まさかの連敗に今シーズンの正念場を迎えたといっても過言ではありません。しかも原口が打球を右手にあてて途中退場するアクシデント続きです。藤浪ともども、今後の出場が気になるところです。


こんなスクランブル状態で、10日の先発は岩貞です。前回、西武戦で滅多打ちにあった次の試合です。もしも明日打ち込まれるようなら、昨シーズンまでの岩貞に戻ってしまうかもしれません。日曜日は二刀流大谷が立ちはだかります。それまでに、岩貞、そしてメッセンジャーで必ず二つとってチームを立て直さなければなりません。