阪神タイガース延長12回の死闘惜しくも西武に敗れる | hanshintoratoraのブログ

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阪神タイガース延長12回の死闘惜しくも西武に敗れる


阪神2-3西武  28勝28敗3分けの4位(3位より転落)


8投手を注ぎ込む延長戦で敗れた阪神。かなり疲労度が残る敗戦となりました。これで再び5割に逆戻りで、交流戦も3勝3敗のタイ。明後日からの6連戦は敵地で迎えるロッテおよび日本ハム戦。正念場です。


許されない外野手のミス


一進一退の攻防。阪神が6回に2-2の同点に追いついてから5イニングをドローで進み、最終回となる12回に勝ち越しを許してそのまま敗戦。6連戦の最終日で明日が移動日ながらも、疲労感が残る試合となってしまいました。 先発岩崎は、何とか試合を作ってくれました。初回は先頭秋山にヒットを打たれ、送りバントで2進。


打撃好調の栗山は見事に見逃し三振に仕留めたものの、4番は絶好調のメヒア。初戦で2ホーマーと暴れたメヒアでしたが、ここでは一塁線を破る技あり2ベースで西武が先制。立ち上がりに失点した阪神でしたが負けていません。2番北條のヒットを足掛かりに、打点王の4番ゴメスはメヒアに負けじと2ベース。一塁ランナーが福留に代わっていなければ一気にホームインでした。


しかし5番に入っていた高山がボテボテの当たりながらも、内野安打となりすぐさま同点。ラッキー打となった高山でしたが、守備で大きなミスを犯してしまします。3回1死からの秋山のレフトへの当たりを、あろうことか後逸してしまい、3塁まで進めてしまいます。続く金子が簡単に外野に犠飛を挙げて、たったの4球で勝ち越し点を献上。外野手が後逸することだけは絶対に許されません。


若手中心ですから、ある程度のミスは目をつぶらなければなりませんが、ちょっと失点につながるミスが多すぎる阪神。前半で血を流してでも耐えている金本監督の意志が、後半戦で芽を出すか、いや出さなければなりません。 継投の難しさ 1点ビハインドで進んだ劣勢の展開、6回2死から同点に追いついてくれます。


5番高山が執念の四球を選ぶと、2試合ぶりの先発マスクの原口がバッターボックスに。四球の後の初球を狙うというセオリー通りの打撃を披露し、左中間を破る2ベース。1塁ランナーの高山は一気にホームインして同点に追いつきました。やはり打てる捕手がラインナップにいると違いますね。


6回で91球を投じていた岩崎が降板し、7回からはともにリリーフ陣の戦いになりました。阪神は7回から1回ずつ榎田、ドリス、藤川、高橋が役割を果たし失点を許しません。その間、西武も牧田、武隈、増田らでしのぎます。しかし8回の攻撃は残念でした。無死一二塁で高山、原口と続く打線で無得点。延長11回はベテラン安藤が登板。ヒットを1本打たれるも併殺でしのぐさすがの火消しぶり。


しかしイニング跨ぎで登板した12回、先頭の上本に安打を許し送りバントでチャンスを作られると、左が続くということで島本にスイッチ。しかしその時点で15球しか投げていない安藤ですから、任せてもよかったのかもしれません。結果論ですが、島本が栗山に決勝タイムリーを浴びて、そのままのスコアで敗れてしまいました。継投は本当に難しいです。