藤浪が1安打完封の圧巻のピッチング | hanshintoratoraのブログ

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藤浪が1安打完封の圧巻のピッチング


2016年6月2日 楽天0-3阪神  27勝26敗3分けの3位(4位より浮上)


交流戦の初カードを見事に勝ち越し。予定通りの2勝1敗で次カードへ乗り込めることになりました。藤浪は久々の4勝目。5月は1勝もできませんでしたが、月も変わって快進撃と行きたいところです。


ニュー藤浪のスタイルか?


本当に久しぶりの美酒でしょう。しかも今シーズン初完投に初完封。これがシーズン前に藤浪の描いてきた姿です。一人で投げ切りリリーフをしっかり休ませることができました。藤浪にしては、珍しいことが多かった今日の投球内容です。まずは立ち上がりを無難に切り抜けたことでエンジン全開となりました。


さらにこの日は与えたフォアボールが二つだけとコントロールがいい藤浪でした。そのため球数も少なくなり、完投したにもかかわらず100球ちょうどという素晴らしい出来。それになにより今日藤浪が獲った27のアウトのうち、内野ゴロがなんと20。剛速球で三振をバンバンとる藤浪も見ごたえがありますがこの日のようにゴロを打たせて完投で乗り切る藤浪も最高です。


結局、三者凡退のイニングが6イニング。特に疲れの出る終盤の3イニングは、9人パーフェクトに抑えるという金本監督にとって本当に久しぶりに安心できる試合だったような気がします。ここのところ、岩貞に主役の座を奪われ、勝利に貢献できない藤浪でしたが、今日は圧巻のピッチング。打たれたヒットは2回先頭打者のたった1本だけでした。これを何試合も続けてほしい。


一番鳥谷、二番西岡の上位打線


二軍から復帰の西岡が即スタメンで出場。DHでの出場ながら存在感を見せてくれました。初回は無死2塁からしっかりランナーを3塁に進めるチームバッティング、そして3回には復帰後初ヒットを放ち、ホームまで帰ってくるという首脳陣の期待通りに動いてくれたことは流石です。


次はいつ守備で貢献できるでしょうか。最近の阪神は守りのミスが本当に目立ちます。特にセカンドは北條がよく捕球ミスをするのをみかけましたが、安定した守備力は今一番欲しいピースです。 そして交流戦のキーマンにあげられた鳥谷はこの日も一番でスタメンでした。


1回表、2球目のファーストストライクを強振すると、右中間への2ベースで先制点の足掛かりになってくれました。5回の先頭打者として迎えた第3打席には、レフトへ流し打っての第5号アーチ。1,3,5回と1点ずつではありましたが、貴重な中押し点となりました。一番だけに多く打席が回ってきます。マルチヒットを続け、早く本来の鳥谷に戻ってほしいですね。


ちょっと気になる原口の弱点 今日もマルチヒットの原口ですが、昨日から気になる点が露呈しています。それは許盗塁の多さです。もちろん投手との共同作業でなければ刺すことはできません。しかし昨日は4盗塁、今日もオコエに走られています。シンデレラストーリーを歩んでいる原口ですが、肩の弱さを突かれ、パ・リーグ相手に多く走られるとリード面やバッティングに影響しないかかなり心配でもあります。