阪神パ・リーグ最下位の楽天にワンサイドゲームで負ける | hanshintoratoraのブログ

hanshintoratoraのブログ

ブログの説明を入力します。

パ・リーグ最下位の楽天にワンサイドゲームで負ける


2016年5月31日 楽天-阪神9-1  25勝26敗3分けの5位(3位より転落)


いよいよ交流戦が始まりました。セ・リーグBクラスがそろって勝利し、首位から最下位まで4.5ゲーム差という、パ・リーグの首位と2位よりの差よりも少ない大混戦です。


不甲斐ない内容での黒星スタートの阪神


一度も主導権を握ることなく、則本に完投を許し完敗スタート。交流戦の開幕投手となった能見ですが、2回から4回まで、3イニング連続で失点してしまいます。終わってみれば6回を3失点といわゆるクオリティスタートではありますが、能見に期待しているのはそんなものではありません。


相手はエースですから、先取点は防がなくてはなりません。それが2回、3回と簡単にアーチを打たれてしまっては、則本をのせてしまいます。案の定、5回まで1四球で無安打と、反撃の糸口すらつかめません。やっと6回に初安打が出て、上本の2ベースで1点をもぎ取ります。


しかしビデオ判定によるあれだけの中断をしてしまっては、ちょっとムードがなくなってしまいました。結局その後の3イニングも1安打に抑えられ、則本に3安打10三振の完投勝利をされてしまいました。4試合白星に見放されていた則本でしたが、気持ちよく投げさせすぎです。


それに今日の後半は、オコエにプロ初安打を許すなど、完全に引き立て役になってしまいました。 ビハインド場面のリリーフ 7回からは榎田が登板。エラーもありましたが、安打を積み重ねられ失点を繰り返します。緊急前倒し登板の秋山も簡単にタイムリーを打たれあっというまの間の5失点。


特に秋山は今シーズン初登板で絶対に結果を残しておいてほしかった。ウエスタンで成績を残しているだけに、明日の先発ではとも言われていました。まだチャンスはあるでしょうが、今日のピッチングではちょっと心もとない。7回はまだしも8回先頭にいきなり3ベース。そして犠飛と簡単に失点しているようでは、大事な場面でのリリーフは任せられません。千載一遇のチャンスを逃さないよう、次のピッチングはかなり重要になります。


横山の抹消でチャンスをつかむのは


先発3試合で2勝と、ローテーションをつかみかけていた横山が、左肩の痛みでまさかの抹消。ウエスタンで4勝という実績の秋山が先発の穴を埋めると思いましたが、6月1日の先発は、プロ初登板の青柳投手。2015年ドラフト5位指名のサイドハンド右腕です。ウエスタンで11試合登板、防御率2.81とまずまずの安定感を残しています。投球回数25回2/3で26三振は立派ですが、21四球は多いです。


6月1日の先発で青柳が躍動できるかどうかは、コントロールがカギとなりそうです。今年は、ファームの選手でも積極的にチャンスをもらえます。守屋も先発の機会を与えてもらいましたし、昨年の育成選手、田面もすでにマウンドを踏んでいます。捕手原口といい、新しい名前がどんどん出てくる阪神に新たな孝行息子が誕生するか、明日の青柳に期待したい。