原口サヨナラ打!「サヨナラやりました!」「必死のパッチで頑張りました」 | hanshintoratoraのブログ

hanshintoratoraのブログ

ブログの説明を入力します。

原口「必死のパッチで頑張りました」でサヨナラ打を打つ


2016年5月19日 阪神3×-2中日 21勝20敗3分けの3位(同率ながら3位浮上)


18日の藤川の復活セーブで、連勝といきたい阪神。本来は藤浪が完投でもしてくれれば最高だったが、今日のようなサヨナラ勝ちで勢いがつくのはもってこい。


もう何度目だろう。藤浪の立ち上がりの悪さは。制球が定まらず、2四球で招いたピンチにビシエドに力で外野に持って行かれて早くも失点。これで終わればまだ良かったものの、パスボールで2点目。このあと、何とか立ち直っただけに、何とも悔やまれる初回の藤浪に投球でした。


藤浪は6回被安打8で初回の2失点のみ。8奪三振は立派だが。5四球はやはりいただけない。このため球数がかさみ6回で124球も放らないといけない羽目に。 それでも6回裏に藤浪に代打を送って、反撃に転じます。


板山の2ベースを足がかりに、鳥谷、福留のタイムリーで同点。左バッター3人で見事にワンチャンスを生かしてくれました。やはりそろそろベテランもしっかり働いてもらわないと。そう思わせる二人のタイムリーでした。


阪神タイガース育成コンビで快勝


7回からは継投に入ります。ドリスが登録抹消となっていましたし、まだマテオも使えないという状況でどういう人選、そして順番になるのか興味を持っていました。まずは昨日のヒーロー石崎。名前の通り剛球を連発し3人で抑えます。続く8回は、育成から這い上がった田面がプロ初マウンドにあがります。


もはや捕手にいることが当たり前になった原口との育成出身バッテリーです。1本ヒットを打たれて、2死二塁で昨日同点打を打たれた代打野本を迎えます。ここで直球と変化球を駆使して、三振に切って取ります。同点のまま9回に突入。


昨日に続いて安藤の起用かと思いきや、まさかの連投の藤川球児が登場。よもやのコールに甲子園の大観衆はたまりません。先頭の大島にヒットを打たれ、嫌な予感が脳裏をよぎりましたが、藤川はやっぱり百戦錬磨。続く荒木のピッチャー前のバントを素晴らしいフィールディングでセカンドに送球して二封。


4番ビシエドには四球を与え、バッテリーエラーも重なって、2死二三塁という絶体絶命のピンチ。ナニータをレフトフライに抑えて、何とかピンチ脱出。2日連続の藤川の好投に甲子園の観客は大声援で後押しします。 そして歓喜の待つ9回裏を迎えました。


1アウトからゴメスがヒットで出塁。続くヘイグも死球で一二塁。高山もヒット、体勢を崩されながらも一二塁間に転がして満塁。ここで迎えるは、育成の星、原口。カウントが1-3になった時点で、押し出しでのサヨナラを期待しました。


しかし原口だけは違いました。5球目を打った打球はセンター後方に消えていき、 もちろんプロ初のサヨナラ打となりました。これで阪神は待望の貯金1。これで20日からの広島戦が楽しみになりました。先発は両チームの実質エース的働きをしている、黒田と岩貞。今こそ、昨年から続く天敵黒田に土をつけるときです。