岩貞ピッチャーへのフォアボールに泣く | hanshintoratoraのブログ

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岩貞ピッチャーへのフォアボールに泣く


2016年5月14日 DeNA3-1阪神 19勝19敗2分けの4位(3位から転落)


岩貞を立てて敗戦を喫し、またしても5割に逆戻り。前回、同じ顔合わせだったDeNA今永にプロ2勝目を献上してしまいました。踏ん張りどころが続く阪神、明日はベテラン能見が先発です。打線は今日も散発の5安打だけにあまり期待できそうもありません。能見には6点取られても負け投手にならなかった5月1日の借りを返してもらいましょう。


投手への四球が命取りに


前回勝ったとはいえ、先発今永に3安打に抑えられ14奪三振を喫した阪神。今日は序盤、少し工夫が見えました。1番に入った大和が7球粘るもショートゴロ。続く俊介も大和同様ファウルで粘りサードゴロになるも打ったのは7球目。2回の先頭打者4番ゴメスもファウル打つこと6球、結局10球目を三振にとられますが、前回とは明らかに違いました。


チームとして、今永に球数を投げさそうという方針が見えて取れました。 再び、岩貞と今永の息詰まる投手戦が展開されると信じていましたが、2回に岩貞が崩れます。2回の先頭打者は、DeNAの4番筒香。前回対戦時は、筒香は二軍のため不在でした。ピッチャー不利のカウントから、筒香が打った打球は右中間へのライナー性の当たり。


さすがに筒香は2ベースかと思った瞬間、逆風をもろともせずそのまま勢いを失うことなくスタンドインしてしまいました。さすがは全日本の4番です。今シーズン、岩貞が初めて打たれた本塁打でした。 これはバッターが完全に上回ったと、気持ちを切り替えてほしかった。


その後連打を浴びて無死一二塁。しかし続く7番8番をしっかり抑えて、打席には9番ピッチャー今永。投手は投手に投げにくいと言われています。今永もすでに2本のヒットを打っています。それでもフルカウントから四球を与えるとはかなり計算外でした。案の定、満塁から桑原に詰まりながらもレフト前に落とされて、さらに2点献上。


今の阪神打線を考えるとあまりにも重い3点です。この回、間合いが短くなり、逆玉も相当ありました。しかし早いタイミングで一度コーチがマウンドに行っていることもあって、間をはさむことが難しかったことも残念です。5回にチャンスで周ってきた岩貞の打席に、金本監督は代打を出さざるを得ませんでした。4回5安打3失点。ちょっと予想外です。


これで次回登板が岩貞には重要になりました。このままズルズルと行ってしまうことだけは避けなくてはなりません。 藤川、リリーフとして初登板 8回裏、藤川球児が登場。かつてJFKの一角として名を馳せた時代は、終盤こそ藤川の働き時でした。しかし今日は1-3というビハインドの場面。楽な場面でという首脳陣の配慮でしたが、ヒット3本打たれるという不本意なピッチング。


ライト板山のストライク返球によって失点は免れましたが、どうもすっきりしない投球に見えました。このポジションしか、もう藤川には椅子がありません。まだチャンスは与えられるとは思いますが、背水の登板は続きます。