ヤクルト山田に完璧にやられ連敗に | hanshintoratoraのブログ

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ヤクルト山田に完璧にやられ連敗に


2016年5月8日 阪神1-5ヤクルト 18勝17敗2分けの4位


役者がそろったヤクルトに完敗。セ・リーグは首位から5位まで2ゲーム差の大混戦。今レースの頂点に立つ必要はない。最低5割を死守して時を待て。 ベストオーダーのヤクルトは手強い 昨年の打点王・畠山が戦列に復帰し、ベストオーダーをようやく組めたヤクルト。


昨年のオーダーにバレンティンが入ったわけですから、強力すぎるラインナップです。この日は山田にやられてしまいました。 立ち上がりの能見。2番のヒットマン川端に粘られながらヒットを打たれ出塁。3番山田は初球の内角ストレートを叩き、レフトスタンドへ一直線。昨年のトリプルスリー男は今年の出だしも絶好調です。


すでに打率2位、本塁打1位、打点は5位、盗塁は1位と早くも連続トリプルスリーの射程圏です。体は大きくないにもかかわらず、あれだけポンポン飛ばすのはやはりスイングスピードなのでしょうか? 初回の失点以降は立ち直った能見でしたが、ヤクルト先発・原を阪神打線が捉えることができません。先頭バッターを出してくれないため、なかなかチャンスすら作れません。


前回登板で嬉しいプロ1勝を手にしたルーキーは、一皮むけたのか、聖地甲子園でもスイスイと投げていきます。シュートを得意とするピッチャーは久しぶりの気がします。そんな原が唯一投げづらそうにしていたのが、7番原口。3打席まで、四球、死球、四球とすべて出塁を許します。


そして唯一タイミングが合っていったのが、8番北條。この日原から複数安打を放った唯一の打者です。この二人がおぜん立てした7回のチャンスに、1番高山がタイムリーで応えた7回が阪神唯一の得点シーンでした。 一方のヤクルトは、初回の山田の2ラン以降攻めあぐねていましたが、7回表にその山田が追加点のタイムリー。


そして9回には畠山にもタイムリーが出て危なげない展開にされてしまいました。昨年は川端、山田、畠山の3枚だったのが、坂口、川端、山田、バレンティン、畠山そして雄平、さらには続く大引までが調子がいい状態です。休まるところが捕手と投手の時だけというのは、ピッチャーはたまりません。


リリーフは安定感が出てきましたので、先発が整備されれば、混戦セ・リーグを抜け出しかねません。さすが昨年の優勝チームです。 待たれる藤浪の復調 火曜日からは巨人との2連戦です。今絶不調の巨人には対しては、星を落とせません。先発投手が菅野以外、全く頼りにならない状況であり、11日はさらに谷間で内海の登板という噂も聞こえてきます。しかし相手のことをあれこれ言う段階ではありません。


10日の先発は、おそらく火曜日の男・藤浪。火曜に先発を任せているのは、藤浪が完投することによって、月火とリリーフが2日間休めるということをもくろんでのものです。しかしその恩恵にあずかっていません。完投はおろか、現在連敗中の藤浪。岩貞が投手陣を引っ張ってくれているから、クローズアップされませんが、早く藤浪が波に乗らないと阪神の覇権奪回はありえません。甲子園で本来の藤浪に戻ってくれることを期待しましょう。