阪神タイガース今季最大の逆転でDeNAに快勝のゲーム | hanshintoratoraのブログ

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阪神タイガース今季最大の逆転でDeNAに快勝のゲーム


阪神7-6DeNA 15勝14敗2分けの3位


5点差の劣勢を大逆転勝利。打撃面では今シーズンベストゲームかもしれません。負けを消してくれて能見さんには、いつの日かピッチングでお返ししてもらいましょう。


阪神タイガースこの日は若手、ベテランが入り混じって総攻撃


板山のプロ初ヒットがタイムリーになりましたが、6回終わって、5点のビハインド。DeNA先発山口に5安打1失点に抑えられていましたが、7回裏にビックイニングを作ってくれました。先頭の江越が粘って10球目に四球を選んで出塁。続く陽川は、四球の後の初球を狙うというセオリー通り打ってチャンスを作ると、バッターは岡崎に代わって、売出し中の原口。


シンデレラストーリーを爆走中の原口は、いつものように積極的なバッティングで2球目を打ってポテンヒット。これで無死満塁という願ってもないチャンスを作りました。ここでDeNAベンチは山口をあきらめて継投に入ります。これが阪神タイガースとって吉と出ました。確かにこの時点で114球を投じていた山口です。しかし阪神ベンチは喜んだのではないでしょうか?


マウンドに挙がったのは、緊急補強したザガースキー。愛されキャラの左腕は、今成をショートライナーに打ち取ったまではいいが、そこからストライクが全く入らなくなります。なんと10球連続のボール。二人の押し出し四球と苦し紛れのストレートを鳥谷が打って、あっという間に2点差になりました。さすがにザガースキーは降板。


リリーフの田中が素晴らしいボールで福留を見逃し三振に切って取って、チャンスがついえたかに見えましたが、続くゴメスは初球を打って同点。さすが打点王独走中の主砲です。打率もあがってきましたが、まだ.264です。しかし今年のゴメスはチャンスにめっぽう強く得点圏打率は.370です。


8回の決勝点は若手だけでもぎ取りました。1死から原口がまたしても気合の初球打ちで出塁。代打の高山がしっかりボールを見極めて四球でチャンス拡大し1死一二塁。狩野のサードゴロはファインプレーに阻まれましたが、サードの倉本はファーストへ投げて3塁にランナーが残ります。もしあの場面、サードベースを踏んで、1死一二塁で次打者の大和を迎えれば違って展開になっていたかもしれません。


決勝点となった大和の打球はライト前へのタイムリーでしたが、もし前進守備ならと思うと、野球とは面白いものです。 下位打線に5打点は× 先発能見は6回8安打の6失点(自責点5)。しかし、8番捕手の高城に3打点、9番投手山口に2打点という有様である。投手に打たれるのはもってのほかですし、捕手に打たせるとリード面含めて乗せてしまいますので、避けなければなりません。


試合に勝ったので、クローズアップはあまりされませんが、能見クラスだとちょっと考えてほしい投球内容でした。ここまで2勝2敗の防御率3.96。勝つ時と、打たれた時の内容があまりにも違いすぎる今シーズンの能見のピッチングです。先発6試合中、4試合はクオリティースタート(6回3失点)達成しているわけですから、大量失点するあと一歩前でとめてくれることを次回から期待したいですね。