9回2アウトからゴメスの2ランで1点差にまで追いつくも惜敗 | hanshintoratoraのブログ

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阪神2-3DeNA 14勝14敗2分けの4位


1点差で惜敗し、4月を11勝12敗1分けで終えました。この時期の順位は関係ない。むしろ超変革の金本野球をぶれることなく続けていれば、結果は必ずついてくるはずだ!。


藤川は復活したのか?


20日ぶりに、藤川球児が一軍登録後、即先発。DeNAは主砲の筒香が抹消され、梶谷もいまだ戻っていないいわば飛車角抜きのオーダー。3番乙坂、4番ロペス、5番倉本という非力感は否めないクリーンナップでした。しかし藤川が復活しているかどうかは、打順三回り目もしくは6回以降の球威などを見れば一目瞭然のため、じっくりその時を待っていました。


その時が来るまで、いかに球数を抑えられるか。序盤は順調すぎるくらい順調でした。初回は力強いボールで2三振を奪うなど、3回を9人で抑えるパーフェクトピッチング。しかし4回に先制点を奪われます。先頭打者の内野安打と四球に重盗を絡められ、犠牲フライで失点。この回、3盗塁をされた藤川ですが、癖などを掴まれている可能性もあります。


5回以降も粘りのピッチングが続きます。7回に安打と2四球で満塁のピンチを作ったところで藤川は降板。106球で被安打3、7奪三振、3与四球、1失点という成績で勝利投手の権限なしでマウンドを降りました。数字だけを見ると、とても素晴らしい成績です。


しかし及第点を与えるには、次の登板を見てからになります。ローテーション通りに行けば、藤川の次の登板は5月6日のヤクルト戦。ヤクルト打線もぴしゃりと抑えるようであれば、本当の意味で藤川復活を祝いたい。 無駄な失点が命取り ビハインドの画面で出てくるリリーフは本当に難しいと思います。


しかし榎田、そして高宮がそれぞれ失った1点が試合の勝敗を分けてしまいました。8回の榎田は、先頭バッターの代打宮崎にまさかのホームランを浴びます。ここ3年で3本しか打っていない宮崎にこの場面でホームランとはいただけません。もう少し配慮があってもよかったでしょう。また9回の高宮の失点も防げるものでした。1死一二塁の場面で高宮は併殺を取りたい一心で、セカンドへ悪送球。満塁にピンチを広げ、次打者のポテンヒットで失点しました。


9回に2点を奪ってあと1点だったというのは結果論です。しかし、敗戦処理のピッチャーが、勝ちゲームで使われるようになるには、そうした細心の注意を払いながら結果を残すしかないのです。


9回のゴメスには何かが起こる


またしてもゴメスが9回にアーチを放ちました。前回の巨人戦そして4月23日の広島戦でも勝利には結びつきませんでしたが1点差に詰め寄るホームランでした。主砲の働きとしては申し分ないが、できればもう少し早い回にその打棒を発揮してほしいというのが本音です。今日の井納は前回の巨人完封時と同じくいいピッチングでした。しかし何をしてでも崩そうとするチームの姿勢が見えなかったのは残念です。