阪神打線は田口の前に4イニング連続の5併殺で完敗 | hanshintoratoraのブログ

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打てない守れないで今季初のワンサイドゲーム


2016年4月27日 阪神1-11巨人 13勝13敗1分けの4位


試合開始30分前まで振っていた雨。今日の試合結果がわかっていたなら、むしろ雨が強くなって中止になってほしかった。屈辱の惨敗を喫し、ついに貯金が無くなってしまった阪神。28日は相手が菅野であっても、絶対に負けられません。


岩田はかなり重症


先発は阪神岩田と巨人田口。今シーズン未勝利同士の対戦でしたが、対照的な結果となりました。岩田は、初回に不振のギャレットに2ランを浴びるという最悪のスタート。勝てていないピッチャーが先制点をあげてしまうと、精神的に追い込まれますので、最初から嫌な予感がありました。


0-2のビハインドで、3点目を阻止すべく、4回からの超前進守備で攻撃的な守備を見せる阪神。しかし岩田は踏ん張りきれませんでした。満塁から長野にタイムリー続く立岡、坂本にも打点を挙げられて昨日同様、集中打で4点を奪われます。ここ一番の巨人打線の集中力には素直に脱帽です。


開幕して4試合、すべて先発でマウンドに挙がるも全試合でKOされた岩田。ちょっとミニキャンプあたりを行って気分転換が必要かもしれません。3回1/3での交代は、最も早い降板で、66球7安打で6失点、防御率は8.05までになってしまいました。 確かに不運が続きました。村田の当たりはセンター江越が捕れたあたりです。ゴメスのエラーに自身のエラーなど防げるプレーもありました。


打っては7安打放つも、なんと6回から4イニング連続含む5併殺。3年目の田口に99球でひねられてしまいました。投げっぷりがよくなんとプロ初完投。まあ接戦で負けるよりは、さっぱり負けた方がいいと慰めるしかありません。


敗戦でも魅せる若手が頼もしいこれが唯一の救い


6回の時点で0-10と大量リードされていましたが、若手たちは、千載一遇のチャンスを逃すまいと気力を見せてくれました。まずは原口文仁。まさに試合当日に、育成契約から支配下選手登録に昇格して即一軍出場。自身の背番号95のユニフォームが間に合わず、山田コーチの背番号82を借りての出場。代打で登場するとかなりいい当たりも、センターライナー。ここで終わることなく、マスクをかぶり一軍の試合に出続けます。


巡ってきた2打席目に原口はバットを一閃、結果は痛烈なレフト前ヒットでプロ初安打。いや見事でした。 さらに新井良太の初ヒットはバックスクリーンへの完ぺきなホームラン。偉大なる兄が2000本安打を達成した翌日、目の覚めるような当たりを打ってくれました。やっぱりバッティングフォームに、打ったあとのしぐさといい兄弟そっくりです。


甲子園での伝統の一戦でなんと連敗し、勝率が5割に。巨人との対戦成績も2勝3敗となってしまいました。28日のメッセンジャーの右腕には相当プレッシャーがかかります。序盤ですが正念場を迎えた阪神。絶対に先取点を与えることなく主導権を握ってほしいです。