倉敷での広島戦は雨天中止今の阪神には恵みの雨 | hanshintoratoraのブログ

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4月21日のヤクルト戦は雨天中止。怪我人や再調整の選手が多く、絶好調でもない阪神にとっては恵みの雨となりました。 開幕して約1か月 ルーキー高山がベテランのように安打を積み重ね、それにつられるように若い打線が時に足で揺さぶりながら、ニュー阪神打線を見せてくれました。


横田は結果を出すことでスタメンの座を死守し続け、それに刺激されて遅れてきた大砲候補の江越が爆発してくれました。外国人もヘイグは安打を量産し、ゴメスはチャンスに強い主砲として君臨。 投手陣においては、藤浪3勝、メッセンジャー2勝とエンジンがかかってきましたが、はやはり岩貞が引っ張ってくれています。


勝ち星はまだ一つながら、最も安定しており奪三振マシンと化しています。能見と岩田がピリッとしないため左腕エースとして金本監督もさらに信頼を厚くしたと思います。 しかし開幕して約1か月が過ぎようとしている今、多少選手にも疲れが出る時期だと思います。何人か二軍へ降格した選手もいますが、納得できる異動だけに誰からも不満は出ていないと思われます。


それはなぜか。金本監督の起用法が一貫しているからです。ただ単純に結果が出なければ、誰であろうと容赦せずにスタメンから外し、調子が良ければチャンスを与えられます。これは口で言うのは簡単ですが、実践することは難しいことです。好調だったヘイグに安打がとまると、再調整もかねて一軍登録抹消。同じく結果が出ないセットアッパー福原や、日本球界復帰の藤川も二軍で調整しています。


監督の方針は一貫してぶれていません。レギュラークラスは、調子を落とすと出番を奪われるという危機感をもちますし、逆に二軍選手たちは調子が良ければ抜擢されるという期待感を持てます。この首脳陣と選手の信頼関係が築けたことは、これから長いペナントレースに向けてきっといい結果を生み出してくれることでしょう。


ただ高山については、やはりルーキー。怪我の度合いがわかりませんが、辛抱強く起用してほしいなと、一ファンとしては思っています。


広島の新井2,000本安打まであと6本


7年間タテジマのユニフォームに袖を通し、金本監督からは常にいじられた新井貴浩。2,000本安打まであと6本に迫っており、マツダスタジアムで22日から行われる阪神との3連戦で達成もありえます。新井としてはぜひとも地元広島で、そして金本監督の目の前で達成したいでしょう。この3連戦後は神宮3連戦のため、初戦の出来がキーとなります。初戦でノーヒットだとまず達成は難しくなります。


名球会入りを決める記録のため、達成したら両軍代表者から花束を手渡されるケースが多いです。阪神側は、実弟がベンチにいれば感動的なシーンですが、やはり金本監督自らが持っていくような気がしてなりません。試合に関係のないところなら阪神にとっても好都合ですが、野球の神様はどのような演出をするでしょうか?