2016年セリーグの6チームのリリーフ事情は
開幕を目前に控えセ・リーグ各チームのリリーフ事情が明らかになってきました。昨年阪神はかなり防御率が悪かったですが、現時点で役割分担はできており、かなり期待が持てそうです。
◆ヤクルト 昨季救援成績:23勝10敗42S 防2.67 勝利の方程式候補者:久古健太郎、ルーキ、オンドルセク、秋吉亮 やはりオフに退団した守護神のバーネット、ロマンの穴が埋まるかと言うところが焦点。秋吉亮、オンドルセク、ルーキらは間違いなくリリーフとして働くことを首脳陣も計算していますし、クローザーについては秋吉という選択もありえる。ただ昨年は全員が調子良いという稀な状況でもあったため、別の一枚が出てこないと昨年同様の快進撃は難しいと思われる。
◆巨人 昨季救援成績:21勝18敗43S 防2.71 勝利の方程式候補者:田原誠次、戸根千明、山口鉄也、マシソン、沢村拓一 当初はマシソンが先発転向だったが、マイコラスの調整遅れのため、再度リリーフへ逆戻り。昨年はマシソン、山口と二人で13敗と本来の出来ではなかったので、巻き返しができるかが焦点。クローザー2年目の沢村も1年目同様の活躍ができるか不透明といえる。
◆阪神 昨季救援成績:21勝15敗42S 防4.16 勝利の方程式候補者:高橋聡文、安藤優也、福原忍、マテオ 長年の課題であった左のセットアッパーに、FA移籍で高橋を獲得。さらに、クローザーマテオの計算が立ったことが強み。特にあのスライダーはセ・リーグ相手にはまだ披露しておらず、初対戦では苦労することが予想される。ただ安藤、福原と高齢セットアッパーの問題の解決はされていない。
◆広島 昨季救援成績:12勝20敗36S 防2.86 勝利の方程式候補者:中田廉、今村猛、ジャクソン、中崎翔太、 大瀬良が中継ぎから元の先発に戻ることが確定しており、クローザーも中崎で固定。セットアッパーが固定されていないため、人選に苦労しそう。一岡竜司あたりへの期待も高いと思われる
◆中日 昨季救援成績:21勝23敗34S 防3.01 勝利の方程式候補者:岡田俊哉、又吉克樹、田島慎二、ハイメ、福谷浩司 今年こそは復活を期待していた浅尾拓也が戦線離脱し、岩瀬仁紀も球速が上がらず、もがいている印象。新外国人のハイメが使えない場合は、またスクランブル体制が続きそうな勢いである。
◆DeNA 昨季救援成績:24勝27敗40S 防3.44 勝利の方程式候補者:エレラ、長田秀一郎、三上朋也、山崎康晃 YMOの勝利の方程式が確立しているDeNA。昨年新人としていきなり大車輪の活躍を残した山崎が2年目のジンクスに陥らなければ、かなり強力なリリーフ陣と言える。
昨年は、ヤクルトが大激戦を制したセ・リーグ。あの強力打撃陣はもちろんだが、開幕当初から安定していたリリーフ陣はかなりの武器でした。今年、その武器を手に入れて、ペナントを優位に進めるのはどこになるでしょう。2016年の阪神も大いに期待できるメンバーが揃いました。
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