2016年阪神タイガース開幕まであと2週間
球春が近づいています。 開幕投手候補がズラリ 3月12日は各地で6試合オープン戦が行われましたが、時期柄、先発には開幕投手候補がズラリと揃いました。巨人と広島はすでに公言された菅野とジョンソン。中日はおそらく間違いないとされている大野。楽天もルーキーから4年連続と言う快挙が決まっている則本。
そして我らが阪神も2年連続3度目の栄誉が決まっているメッセンジャーです。もう開幕しても全く問題ないのでは、と思わせる素晴らしい内容でした。5回71球で被安打1、6奪三振。もちろん通常ならそのまま続投ですが、他の投手の調整もあって5回でお役御免となりました。
たった1本の被安打が、相手4番中田のホームランはご愛嬌。さすがは日本代表の4番を張るくらいです。左腕一本で、浜風に乗せた見事なホームランでした。あのボールを打たれたのでは、納得がいきます。しかし、メッセンジャーはやられたらやり返します。ホームランを打たれた後の打席では、初球の見せ球カーブが効いて、ウイニングショットの148キロストレートで見逃し三振を奪いました。
中5日か6日でもう1試合に登板して、3月25日の開幕を万全で迎えてほしいところです。そして開幕を約2週間後に迎えるだけにオーダーもかなり本番仕様でした。
1 二 西岡剛
2 中 大和
3 遊 鳥谷敬
4 一 ゴメス
5 指 福留孝介
6 三 ヘイグ
7 左 高山俊
8 右 横田慎太郎
9 捕 岡崎太一
指名打者で出場した福留は、本番はライトでしょうから、横田が外れるかたちになるでしょうか?また開幕スタメン捕手は、12年目の岡崎が大抜擢されるのでしょうか?いずれにせよ固まってきました。
またマテオも登板してしっかり抑えたので、もうクローザーの位置で開幕を迎えると思います。陽岱鋼および中田からそれぞれ三振を奪いましたが、二つとも得意のスライダーでした。特に中田は、ワンバウンドになりそうなボールに出を出しての空振りです。これまでパ・リーグ相手にしか、あえて登板させていないマテオです。右バッターはかなり手こずることが予想されます。
本当に開幕が楽しみになってきました。 コリジョン(衝突)ルールで得点シーンが増える 2016年シーズンから、メジャーリーグにならって、コリジョンルールが採用されます。簡単に言うと、ホームベース上において、捕手が走者に対してブロックすることが基本禁止となりました。
特に外国人は、明らかにアウトのタイミングの場合、捕手にタックルを敢行してボールをミットからこぼすことを狙っていました。それによって大怪我をしてしまい試合に出られなくなってしまう選手もたくさんいただけに、そういう意味ではいいルール導入だと思われます。
ですがホームベース上の緊迫したプレーが少なくなることは間違いありません。またこのルールを逆手にとって、三塁にランナーがいるケースではギャンブルスタートやゴロゴーなど積極的な走塁によって得点シーンが増えるはずです。守っている野手にとっても送球の正確性が要求されます。未知数な部分も多いだけに、審判側のジャッジも一定ではなく、揉める試合も出てくるでしょう。
ただここまでやるくらいなら、ランナー一塁の走者が、併殺を防ぐための偽装的な走塁も禁止すべきだと思いますが。
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