2016年阪神タイガースライバル球団新戦力チェック 「広島東洋カープ」 の今年は?
2015年対戦成績:8勝15敗 防3.52 打率.249 ホームラン11本 阪神が上位に行けなかった原因の一つの広島戦です。先発3本柱に完膚なきまでに叩きのめされました。前田、ジョンソン、黒田に対して、なんと0勝11敗。これだけ負けてはこの対戦成績も頷けます。エース前田は海を渡りましたが、まだ天敵は二人もいます。
まずはこの二人に対して五分の成績くらいは残してほしいものです。 アレックスに続く中日からの移籍で成功を目指す 2016年の広島には投打で2人ずつ新外国人が加入しました。投のジャクソン、ヘーゲンズ、打のプライディの3人は全くの未知数ですが、エクトル・ルナについては中日からの移籍で、ある程度計算が立ちます。
中日で3年を過ごし、首位打者も取れそうな勢いだったシーズンもあります。打率だけを見れば、317→293→262と年々下降しており、守備においてもエラーの多さから、中日には見限られたという形です。そんな男が広島では開幕スタメンで4番に座るのではとも言われています。
そもそもホームランバッターではなく、アベレージヒッターのように見えます。中日ではホームランを打てる選手が少なかっただけにどうしても振りが大きくなっていました。ヒットの延長がホームランとばかりに、中距離バッターに徹してくれれば怖い存在になると思います。広島にはエルドレッドというホームラン王を獲得したこともある長距離砲がいます。エルドレッドが6番あたりにいた方が相当怖いです。しかもルナは37歳という年齢ながら盗塁に対する意識が高く、実は年々増えているんです。
もう日本にはずいぶん慣れていますので、最後にひと花咲かせる面白い存在になりそうです。中日から移籍して活躍した選手と言えば、アレックス選手を思い出します。間にアメリカをはさんでいるので、少し印象が薄いかもしれませんが、高い得点圏打率を残して活躍しれくれました。アレックスに続く二匹目のドジョウとなると、阪神としては厄介な存在になるかもしれません。
大エースマエケンの穴は誰が埋める?
阪神にとっては、顔も見たくもないエース前田は、夢を追って海を渡りました。昨年の対前田はというと4敗、防御率0.60いう目を覆いたくなるような数字です。天敵がいなくなったことは喜ばしいことですが、その穴を埋めようと、若い人材がゴロゴロいるのは恐ろしいです。
新戦力と言うことですので、ドラフトで獲得したルーキーに注目してみました。1位の岡田明丈投手と、2位の横山弘樹投手は、開幕ローテーションを争うライバルです。広島のローテは開幕予想のジョンソンに、レジェンド黒田、一皮むけた福井は確定でしょう。
急造セットアッパー大瀬良は、当然柱の一人になるはずが、怪我で出遅れています。残り3つの椅子を野村や九里、戸田、ジャクソンあたりと、ルーキー二人が争っています。中でも岡田は、実戦でもそのバランスの良さを他球団のスコアラーが認めるくらいですので、いきなり開幕カードでの先発もありえるかもしれません。
横山もまとまった投球を続けており、さすがはドラフト上位指名の即戦力と言う感が強いです。チーム状況が厳しければチャンスすら与えてもらえないなんてこともありますが、広島の先発投手陣はまさにチャンスです。ここからトラキラーが出てきたら末恐ろしいので、できれば他球団相手にのみいいピッチングをしてほしいです。
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