阪神タイガース2016年は2番髙山が面白いと思う | hanshintoratoraのブログ

hanshintoratoraのブログ

ブログの説明を入力します。

開幕スタメンに欲しい二人 2番高山は面白いかもしれない


もはや開幕スタメンに名前があっても誰もびっくりしない評価となった高山。もう興味はその打順に移ってしまいました。先日のオープン戦では、2番に入り新たな可能性を示してくれました。


古くから日本の野球で、2番と言えばつなぎの選手が入ることがほとんどです。犠牲バント世界記録を持っている元巨人の川相もそうでしたし、阪神でいうと前監督の和田も2番として機能したシーズンもありました。1番バッターが塁に出ると、すかさずバントで送るような犠牲になれる人がよくつとめた打順です。


ところが特にメジャーリーグではその構図が少し変わってきており、2番や3番に強打者を置くようなチームも出てきています。日本でも昨年セ・リーグを制覇したヤクルトの2番は首位打者を獲得した川端でしたが、ほぼバントはしないまさに攻撃的な2番でした。


1番バッターが塁に出ると、エンドランなどで1、3塁とチャンスを広げたり、1番が凡退したときには長打を打って、一人でチャンスを演出したりと、敵チームとしては嫌なバッターです。そんな役割を高山が果たすと、これまでにない阪神打線になりそうです。もちろん俊足の持ち主の高山ですので、ランナーに出るとさらにプレッシャーを与えることもできます。


2003年の優勝時のオーダーは2番赤星、3番金本の並びでした。赤星の盗塁を助けつつ、バッティングで貢献する金本の姿は流石でした。もしも今年高山が2番なら、3番福留とのコンビは全く違ったものになりそうです。本音を言わせてもらえば、高山はルーキーですので7番あたりで、プロの水に慣れてほしいところですが、大学安打記録を塗り替えたバッティングはほっておけないかもしれません。


なにせ、先日のDNAとのオープン戦で魅せた一塁線を破る2塁打は、腕をたたんであまりにも見事なバッティングでした。


遅れてきた助っ人ヘイグはベールを脱ぐか


5番サードとして獲得した新外国人マット・ヘイグが、甲子園初ヒットを放ちました。ゴメスとの強力クリーンナップをもくろむ首脳陣を、これまではちょっと焦らせている存在です。調整不足が目に見え、自ら二軍に行くくらいで、本当に大丈夫か?と思わせる雰囲気でしたが、本番にさえ実力を発揮してくれれば問題ありません。


ただ守備に関しては、かなり心配です。同じサードを争う今成の動きが素晴らしいだけに、余計にそう見えるのかもしれません。これを覆すにはガンガン打ってもらうしかないですね。オープン戦では結果は出なくても、1打席でも多く立ってもらい日本のピッチャーの質、間合い、戦術に慣れてくれればいいと思います。


4番ゴメスは来日当初から体も絞っており、かなり期待できると思います。彼の後を打つバッターが不調であれば、ゴメスと勝負してくれなくなります。そういう意味でも5番は大事なポジションです。本番開始まであと3週間ほど。早く始まってほしいという気持ちと、新外国人には少しでも準備期間を長く与えたいという気持ちが同居するという奇妙な感じですが、シーズン前は毎年こんな感じです。


最新阪神動画です

※動画が見られない場合は下記ページより
「すべての登録チャンネルを非公開にする」
のチャックを外し、再度ボタンを押してください

https://www.youtube.com/account_privacy



20160303175236