ほぼ見えた2016年の阪神タイガース開幕ローテーション
開幕はメッセンジャーと金本監督が明言
3月25日の中日との開幕戦は、メッセンジャーを先発に起用することが明らかになりました。昨年に続いて、通算3度目の開幕投手です。くしくも2度とも6回3失点という、先発としては最低限の仕事をしたにすぎず、今回こそはと強い気持ちで挑んでくれるでしょう。
開幕はやはり緊張感が尋常ではなく、いつもよりも疲れるでしょうがメッセンジャークラスになれば7回1失点くらいで抑えてくれれば最高です。というのも、おそらく相手は、昨年まで3年連続二けた勝利をあげているエース大野雄大で間違いないと思われます。
昨シーズンの阪神戦の登板は6試合の先発で3勝1敗に防御率0.76と、ほぼ完ぺきに抑えられてしまいました。47回1/3の投球回数ですから、平均しても8イニングを投げています。これだけ投げていて防御率0点台とは完全に苦手であり天敵とも言えます。
一方のメッセンジャーは、4試合に先発して1勝1敗で防御率3.75とまずまずの成績でした。特に立ち上げりをうまく切り抜けてくれれば、中盤まですいすいと投げ切ってくれると思います。どちらが先にペースをつかむかでしょうが、どちらにしても僅差の展開になると予想します。
阪神タイガースの先発6番目の椅子をつかむのは誰か
開幕カードの先発は、メッセンジャー、能見、藤川の3枚で行くでしょう。能見にとって昨年は数字的にはかなり想定外のものとなりました。敗戦数13、被安打数170、失点73、自責点66がすべてリーグ最悪の数字でした。しかも13敗と言う数字は2年連続のワースト記録です。
もしも2016年シーズンも成績が落ち込むようなら、ローテーションはく奪なんてこともありえます。まずはいいスタートをきってほしいところです。そして、日曜日のデーゲームには満を持して、日本球界復活の藤川をマウンドにあげるでしょう。かつて炎のストッパーとして君臨した姿から一新し、先発としてのマウンドになります。
手術明けの無理ができない肘ですから、まずは打線一回り、そして責任イニングの5回、それからは1回ずつという感じで6イニングを投げてくれれば御の字でしょう。そして2カード目は、藤浪、岩田、といって最後の6番目がいまだ謎です。藤浪は開幕投手でもおかしくありません。
今年は広島の元エース前田がメジャー挑戦でいないので、沢村賞を目指してフル回転をしてくれるでしょう。まだ達成していない200イニングが達成されれば、勝利数や三振数などはおのずとついてくることと思います。藤浪に続くのは、岩田で間違いないと思います。
打線との兼ね合いさえよければ、普通に二桁勝っていてもおかしくない投手です。1型糖尿病であることも有名ですが、今年はキャリアハイ目指して投げてくれることを期待します。さて6番目は個人的には岩崎を押しているんですが、どうでしょう。いきなり中5日でメッセンジャーが投げるなんてこともなくはないですが、まだ鞭を入れるタイミングではないと思います。
残りのオープン戦でよい成績を挙げた人が入るのか、予想通り岩崎が投げるのか、最後まで見守りたいです。
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