残念だった侍JAPANの台湾との強化試合
侍JAPANが台湾チームと強化試合を行った3月5日、阪神は2016年甲子園初見参でした。阪神からはたった一人も選出されていない現状は、ちょっと嘆かわしい限りですが、来年のWBC本番では、日の丸を背負ったトラ戦士がいることを期待します。
江越が二軍降格、阪神の若手のライバルたちは?!
昨日の3三振がきいたのか、外野の一角のレギュラー候補であった江越が二軍に降格となりました。同じ右の陽川も、そろって3三振だったのですが、それまでのアピール度がちょっと違いすぎましたね。期待の2年目大型外野手ですが、このキャンプで外野はライバルがそれぞれ一段グレードアップして、相当頑張らないと這い上がってこられなさそうです。
キャンプ後半の話題を独占している高山も、当たり前のように甲子園初ヒットを記録しています。このままの勢いだと、開幕スタメンの椅子に高山が座るような気がしてなりません。外野手ではないですが、右の似たタイプの北條も、昨日の2長打に続いて、今日も2安打の打点つきでした。
久しぶりの実戦だったレギュラー福留は、2三振でしたがこれはご愛嬌でしょう。 生きのいいセットアッパーは埋めたいピース 勝手ながら今日の試合で目立っていた選手として、金田投手を挙げておきたいです。
大リーガー岩隈投手のフォームによく似た4年目の大型右腕です。今日の試合で8回の1イニングを無失点に抑えてくれましたが、この時期で急速151キロという自己最速を記録。もともと直球には威力がありましたし、三振をとったボールはかなり重そうな感じでした。
1試合だけでは何とも言えませんが、右のセットアッパーにぜひ名乗りを上げてほしいところです。タイトルホルダーの福原、そして安藤とビッグネームがそろってはいますが、なにせ二人ともベテランの域に達しています。連投による疲労は若手とはやっぱり比べ物にならないと思います。
藤川が、リリーフでバリバリ投げていたころは、7回8回の終盤に出てきて、強打者を力でねじ伏せることによって、ムードを完全にチームに持ってきていました。そんなシーンを再現するためにもこの直球にぜひ磨きをかけて、いつでも安定してそのボールが放れるようになれれば最高です。
同じ右のセットアッパー候補、松田遼馬が出遅れているだけに、これはチャンスです。 自分の力を出せた選手もいれば、緊張から全く持ち味を出せなかった選手もいました。
阪神には珍しい存在の横手投げルーキーの青柳投手は、散々な甲子園デビューでした。5回からマウンドにあがりましたが、初球からなんと10球連続のボールなどで3連続フォアボール。結果2失点に終わりましたが、ベンチからは顔色の悪さをいじられる有様です。ただあのボールの勢いは素晴らしいと思います。
公式戦でなくてよかったです。こんな光景を見ると、先にふれた高山選手のさらっと初ヒットを打ったことが、ますますクローズアップされそうです。
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