若手が出場できるオープン戦はあとわずか!切符をつかむのは誰か
2年連続日本一チームとのオープン戦は、2試合とも引き分けで終了
アピール合戦も順調に続き、チーム状態としてはまずまずです。まず、強烈に
アピールしたのは阪神在籍7年目の開幕投手候補メッセンジャー。俺以外に
だれが投げるんだ、といわんばかりの順調ぶりをアピールです。
柳田に2ランは浴びたものの、持ち味を発揮して4回で6奪三振。やはりボールが
低めに集まっているときのメッセンジャーは安心してみていられます。ほぼ
開幕は決まりでしょう。
2番手のドリスは、2回を1失点に抑えましたが、まだまだアピールが必要です。
なにせ外国人枠は激戦区です。メッセンジャー、ゴメス、マテオの3枚はほぼ
確定でしょうから、残り1枠です。
そろそろヘイグが実戦復帰ですので、とてもうかうかしてられません。打撃陣は
相変わらず、日に日にヒーローが出ています。今日は4年目の北條がアピールに
成功した感があります。
これまで右の内野手大砲候補としては陽川が話題をかっさらっていました。
しかしこの日は、2本の2塁打で2打点と結果を残してくれました。陽川は
3打席で3三振と振るわなかったので、かなり目立ちました。
さらに1安打ずつですが、横田、高山、板山、緒方にも安打が飛び出し、
レギュラー候補の必死さが伝わる素晴らしい雰囲気です。最も激しい
セカンド争いを演じている上本は、残念ながら5打席ノーヒットでした。
レギュラーが確定している鳥谷、ゴメス、福留が出場するのはもう少し後
でしょうが、若手にとっては腕の見せ所の実戦は、あと少しです。
将来のトリプルスリー候補の目前で強烈なデモンストレーション
この日のソフトバンクの全打点をたたき出したのは、初実戦の柳田でした。
ご存知昨年トリプルスリーを達成し、一躍名を挙げたスラッガーです。
初実戦にも関わらず、怪我の影響を感じさせず、挨拶代わりの2ホーマーに
はやっぱり度肝を抜かれました。1本目は、広い福岡ドームで流し打っての
ホームラン。2本目は右中間中段にたたきこむホームラン。
どちらも素晴らしく、開幕後にとっておきたいような当たりでした。
日本チームに一人だけメジャーリーガーが混じっているかのような
感覚におちいってしまうくらい役者が違います。
今年は40ホーマー、40盗塁を目指す柳田選手は、いったいどこまで
成長するのか楽しみです。この柳田選手の背中をぜひ追ってほしいのが、
横田選手、高山選手です。
ともに大型の右投げ左打ちで俊足です。長打も打てるので、将来の
トリプルスリー候補として球団も大いに期待しています。柳田選手の
ようになるのは、やっぱり試合に出続けないといけません。
そのためには、やはり身体が丈夫で、怪我もしないことが条件になります。
この日の試合だけでしたが、同じ試合に出場して、身をもって柳田選手の
すごさを体感できたことは、彼ら二人にとって糧になったと思われます。
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