岩田、髙山、横田の活躍が阪神タイガース今年の鍵になる! | hanshintoratoraのブログ

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2016年阪神タイガース、ついに実践スタート!アピールできたのは誰か?


先発4本柱は今年も健在だ!


阪神が誇る強力先発4本柱のうち、両左腕が仕上がりの良さをアピールして
くれました。先発岩田が、3回3安打1失点、続く能見が2回1安打無失点。
ともに持ち味を出してくれました。


岩田は立ち上がり少々ばたつくものの、打たせて取る投球を披露したかと
思えば、能見はいきなり2者連続見逃し三振を奪う貫禄ぶり。先発3番手4番手
あたりが、このくらい落ち着いたピッチングをしてくれれば、首脳陣はかなり
計算できます。


昨年は、能見が11勝13敗、岩田が8勝10敗とともに負け越してしまいました。
メッセンジャーも負け越しましたので、先発4人中3人が負け越してはとても
優勝は無理です。


ただ岩田については、昨年防御率が3.22とそこまで悪くない数字でした。
打線との兼ね合い次第では、勝ちと負けが入れ替わっていてもおかしく
ありませんでした。イニング数も170回1/3と規定投球回数も楽にクリア
していました。


藤浪が沢村賞候補に挙がるくらいの活躍でしたので、目立ちませんでしたが、
チームにとっては本当に頼りになる先発投手でした。


そんな岩田投手ですが、金本新監督の期待はかなり大きく、昨年の納会では
この4本+福原は完全レギュラー宣言をされるほどです。


これまでは、実力はありながらもなぜか影が薄い存在でした。しかし、
絶対的レギュラー扱いとなって初めて迎えるシーズン。キャリアハイに
近い数字を出してももう誰も驚きません。


岩田投手と言えば有名な話ですが、高校生の時に1型糖尿病を発症し、
1日4回程度インスリン注射を打ちながらも、プロとして活躍を続け
ています。


同じ病で悩んでいる人達の刺激にもなりますので、プロ11年目の大化け
に期待しましょう。もう誰かと争って、一軍枠を勝ち取る選手ではなく、
開幕にきっちりあわせてくれればいいのです。


ただ昨年はペナントレース終盤の8月以降に2勝5敗と息切れしてしまいました
ので、夏場および終盤を乗り切る体力をしっかりつけてシーズンに臨んでほしいです。


いつまで続く熾烈な外野手争い


ついに大型ルーキー高山も一軍に合流し、外野手争いが混沌としてきました。
開幕スタメンと噂されていた江越の調子が上がらない中、期待の若手横田も
相当頑張っています。


練習ではパッとしないんですが、なぜか実戦では結果を残し続けています。
4試合連続のマルチ安打を放って、とてもはずせそうな雰囲気ではありません。


将来のトリプルスリー候補として、一軍出場ゼロの選手が一軍キャンプスタート
でしたが、ここまでやるとは予想外でした。しかし若手がレギュラーを奪取する
ときは、案外こんなものなのかもしれません。


もし、この若者がチャンスをつかみ、一軍の場を自分の日常としたなら阪神の
外野手一枚は10年安泰となります。