想定外に変わってきた今年の阪神の外国人事情
おいおい、ヘイグよ大丈夫か?!
新外国人のヘイグが心配だ。一足先に宜野座キャンプを打ち上げて、
鳴尾浜でのリハビリへ突入するとのこと。実戦復帰のメドが全く
立っていないという有様です。
この時期の新外国人はやることがたくさんあるはずです。打撃面では
一打席でも多く立って、日本のピッチャーの球、攻め方を体に叩き
こまないといけません。
メジャーと比べて変化球が多いことは認識していると思いますが、
やっぱり生で味わわないと意味がありません。まあ、打撃については、
おそらくワンカードずつ15試合くらいは、目を瞑る覚悟をしていると
思います。
それよりも大事なことは守備です。予定されているサードは投内連携や
ダブルプレーシフト、スクイズシフト、などたくさんキャンプで試さない
といけません。サインの習得もあるでしょう。
しかも、ヘイグはサード固定とならない場合だってあるわけで、外野の
練習もしなければなりません。もしもこのまま、当分実戦復帰ができない
のであれば、開幕スタメンは難しいでしょう。
しっかりキャンプを消化しているライバルの今成や新井たちにも、示しが
つかないのです。やっぱりプロは競争の世界。競争に打ち勝ったものが
試合に出るべきです。嬉しい誤算として、元気な候補者がいるので、
代役には事欠かないですが、大砲の代わりはそうはいません。
5番サード、ヘイグでもくろんでいた開幕オーダーが早くも崩れて
しまうのでしょうか。 もしかしたらのウルトラC ヘイグの離脱で、
一人虎視眈々と椅子を狙っている人がいるんですよね。
外国人枠で誰かが怪我しないと、自身が万全であっても出場登録すら
チャンスが無いペレスです。現在阪神の在籍外国人は6人。
先発の柱メッセンジャー、4番ゴメスは間違いなく当確です。一軍に
登録できるのは4名までですので、残り2名の枠を新外国人投手の
マルコス・マテオ、ラファエル・ドリスとキャンプ離脱したヘイグの4人で
争っています。
正直、若いペレスは育成枠に近く、近い将来戦力になってくれればいいと
いう扱いでした。キャンプも二軍スタートでしたが、初日の伊藤隼太の離脱で
急遽、一軍キャンプの切符をつかみました。
そしてヘイグのリハビリ突入で、もう一席繰り上がるかもしれません。
新外国人投手のうちマテオは、現時点の評価が高いですが、ドリスは
まだまだ未知数です。
案外、オープン戦などでペレスがアピールを続ければ、二軍に落とせなく
なるかもしれません。激戦区の外野に入るには、相当の成績が必要ですが、
千載一遇のチャンスを狙って、一気に開花するなんてことが無いとは言えません。
さあ、開幕まであと1ヶ月。
3/25の開幕オーダーは指揮官の当初の想定通りになっているでしょうか。