2016年阪神タイガースのリリーフ陣は大丈夫? | hanshintoratoraのブログ

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2016年の阪神タイガースのリリーフ陣は大丈夫?


ヤクルト:23勝10敗42S 防2.67
巨人:21勝18敗43S 防2.71
阪神:21勝15敗42S 防4.16
広島:12勝20敗36S 防2.86
中日:21勝23敗34S 防3.01
DeNA:24勝27敗40S 防3.44


2015年セ・リーグ各球団のこの数字、何かわかりますでしょうか。
見ての通り阪神だけが突出して数字が悪いです。実は、昨シーズン
の救援投手の成績です(*_*)


ちょっと意外に思う人は多いかもしれません。


阪神は、クローザーの呉昇桓がセーブ王、セットアッパーの福原が
ホールド王を獲得したにも関わらず、最も数字が極端に悪いわけで
すから。


彼ら二人以外が異常に数字を落としたのか、またタイトルホルダーの
二人とて打たれるときは、かなりの失点をしてしまったのか、あるいは
両方なのか。


勝つときは僅差で、負ける時は大差がついてしまったということも
考えられます。昨


年優勝のヤクルトの最終成績は、76勝65敗2分けと貯金11でした。
リリーフ陣だけで、その貯金以上の数字を残しているわけですから、
まさに優勝の要因はリリーフだったともいえます。


このリリーフ陣ですが、2016年は各チームとも顔ぶれが変わりそうです。
ヤクルトは、セーブ王のバーネットおよびチーム3位の61試合に登板した
ロマンが退団しました。


巨人は、外国人枠の関係でマシソンが先発転向する可能性が高いです。
広島は、急造セットアッパー大瀬良がもとの先発に復帰します。
中日は、名球会投手岩瀬が復活する可能性があります。
DeNAだけ昨年とほぼ変わらない陣容かもしれませんが、クローザーの
山崎は2年目のジンクスと闘うことになります。


阪神リリーフ陣の救世主となれるか 我らが阪神も、絶対的守護神の呉昇桓が
退団で抜けました。


その穴を埋めるべく、マルコス・マテオとラファエル・ドリスの二人の
新外国人が入団します。さらにかねてからの課題であった中継ぎ左腕
として、中日からFA移籍した高橋がトラの一員となりました。


しかし、阪神のリリーフ陣は決して明るくはありません。というのも
やはり不安要素が多すぎるからです。


外国人はもちろん日本にマッチするのかどうかと言うのは、投げてみないと
わかりません。最悪のケースとして二人とも使えないこともあり得ます。


高橋も怪我明けですので、フル回転できるか信じがたい。さらにここ2,3年
のリリーフ陣を支える二人、福原、安藤はもうベテランの域です。
ここまで挙げた日本人投手はすべて30代です。


やはり、ここは生きのいい若手が一枚も二枚も出てこないと台所事情は
苦しいでしょう。毎日投げても投げ足りませんと言うくらいの投手を
求めています。


実は、候補はたくさんいるんです。中でも二人の右ピッチャーの名を、期待
を込めてあげておきます。


まずは松田遼馬22歳。かつて日本代表にも選抜され、2015年は開幕を
セットアッパーで迎えるも、中途半端にシーズンを終えてしまいました。
やはりあの快速球は魅力満載です。早く復帰してもらいたいですね。


そしてもう一人は、石崎剛25歳。2014年ドラフト2位入団、期待の2年目の
選手です。スリークォーターから繰り出す、これまたストレートが特徴です。


彼らのような若手が、チームトップの登板試合数をこなすくらいにならなければ、
ベテラン揃いのリリーフ陣は楽になりません。


開幕後、勝利の方程式の一員にはだれがなっているのか。期待の新戦力が総崩れで、
藤川が抑えに復帰なんてしているようでは、とても覇権は狙えないでしょう。