2016年阪神タイガースの正捕手は岡崎?! | hanshintoratoraのブログ

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岡崎捕手は12年目にして開花する?!


ついに正捕手争いに名乗り! 岡崎太一捕手


金本阪神の捕手事情 フルシーズンを任せられる捕手がいない。これは
昨年優勝したヤクルトを除くセ・リーグ5球団共通の悩みです。


逆に言うとレギュラーキャッチャーがいるからこその優勝だったのです。
巨人では阿部がまたファーストから再コンバート決定で復活を期しています。


広島は會澤、石原、倉が争っていますが決め手がありません。中日は
谷繁監督が現役引退して、松井、杉山、桂たちにチャンスがありますが
こちらも突出した人がいません。


横浜も同じく黒羽根、高城、嶺井など、開幕スタメンは予想がつきません。
これだけ人材不足なんです。


かくいう阪神も実は横一線です。昨年でベテラン藤井が引退し、梅野、
小宮山、鶴岡、清水、岡崎にドラフト2位ルーキー坂本まで候補者は
ズラリといます。今年からバッテリーコーチになった矢野は一体だれを
ベースに考えているのか。


今成選手にまで捕手練習をさせるくらい混沌としている中で、意外な
名前が挙がってきました。それはなんと12年目の岡崎捕手です。
正直、彼のことを詳しく知る人は少ないでしょう。


2016年正捕手候補に急浮上 岡崎太一


智弁学園高校時代の2001年には春夏連続で甲子園に出場。夏大会では
16強入りに貢献するなど、当時からキャッチャーとして活躍します。


高校卒業後も松下電器で活躍して2004年に阪神に自由獲得枠で入団します。
しかしここからは思うような活躍はできていません。プロ生活11年間で
一軍登録された年は2009年、2011年、2012年、2015年のみで、試合数
にするとたったの41試合。


安打数も通算6安打で長打はゼロ。チーム事情によっては、戦力外通告を
うけていても仕方ないくらいの成績です。


この岡崎選手が、金本阪神の開幕スタメン捕手となるかもしれません。
他球団のスコアラーからの評価も高く、元々よかった肩の力だけでなく、
バッティングまで褒める有様です。


どうやら、この変貌ぶりは昨年の秋季キャンプから現れていたようです。
主力であれば、シーズンの疲れをとるために秋季キャンプは参加しない
ほうが多いです。


しかし当然岡崎選手はそんなことを言っていられない実績です。周囲が
びっくりするほどの気合の入りようで、それを指揮官とコーチはしっかり
見ていました。努力はもちろんみんなしているでしょう。それが形と
なって現れるかどうかは、誰もわかりません。


ですがしっかりとチャンスはつかみました。


今後のオープン戦をどのように過ごすのか、見ものです。阪神は、城島選手
の引退以降、自前の捕手が育たず、外からの補強によって凌いできました。
2011年はFAで藤井彰人、2012年にはトレードで今成亮太を、2013年には
FAで日高剛を、そして2014年には人的補償で鶴岡一成を獲得しています。


なかなか育たないポジションではありますが、やはりそろそろせめて5年
くらい任せられる捕手の誕生を待ちわびています。


もちろん若手の梅野や、ルーキー坂本も黙ってはいないでしょうが、遅咲き
のシンデレラストーリーも大いに期待してしまいます。


2016年3月25日、開幕戦のオーダー発表が楽しみになってきました。