伊藤隼太右肩関節唇損傷で開幕絶望ペレスが入る余地は? | hanshintoratoraのブログ

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まさかのリタイヤ第一号 伊藤隼太 右肩関節唇損傷で開幕絶望!


早くも若手が離脱いきなりのバッドニュースです。

金本阪神の一軍宜野座キャンプは若手の底上げがテーマです。

その候補の一人が、いきなりリタイヤ決定です。


伊藤隼太外野手は精密検査の結果、「右肩関節唇損傷」と診断されました。

全治の公表はなかったものの、開幕絶望と言うことは

かなり長引く怪我であることは間違いありません。


2011年のドラフト1位入団も、プロ4年で特筆すべき成績を残していません。

現時点でいえば、最も輝いていたのは慶応義塾大学在籍時になってしまいます。

大学時代は、天才と言う名をほしいままにし、大学の先輩でもあり

現巨人監督の高橋由伸に近いとも言われていました。


阪神入団後も、トラのイチローと言われるくらい期待度が高いものでした。

かつてのドラ1もはや5年目、勝負の年に外野のレギュラー争いに割って

入ろうかとアピールできると思いきや、まさかの長期離脱。

もちろん本人が一番痛いでしょう。

ライバルの多さに焦りが出てしまったんでしょうか?


外野でポジションが確定しているのは、ライト福留のみ。

残る二つを、大和、江越に、球団としての期待が伝わってくる

横田、ドラフト1位ルーキー高山、などと争っていました。


この競争には内野手であぶれかねない西岡も加わりますので、

かなりの激戦区です。


代打の切り札的存在の狩野も、最初から代打に甘んじるわけにはいきません。

もう怪我をしてしまった事実は変えられないため、

いち早く切り替えてほしいです。


スタートダッシュには出遅れてしまいましたので、

もう二度と怪我をすることの無いように完治して、

早めのカムバックを皆で待つとしましょう。


外国人枠に悩むペレスが合流


その伊藤に代わって、昨季途中に入団したネルソン・ペレス外野手が

急きょ一軍キャンプに合流しました。

ペレスには昨年同様、外国人枠という大きな壁があります。


日本プロ野球の一軍在籍外国人選手枠は最大でも4つです。

クリーンナップを務めるであろうゴメスと、

新外国人マット・ヘイグはまずはずせません。


投手陣においては先発の柱メッセンジャーは当確で、

新外国人のマルコス・マテオ投手、ラファエル・ドリス投手は

穴の開いたクローザーの座を争っています。


すでに5人が立ちふさがっている状況です。

しかし、今回、伊藤の怪我で代わって一軍合流したように、

いつ誰が怪我で抜けるかわかりません。


チャンスが来た時に、どれだけ準備ができているかが勝負になります。

あの近鉄の主砲だったラルフ・ブライアントも、

もともとは外国人枠のため中日の二軍試合にのみ出場する選手でした。


ところが、金銭トレードで近鉄に移籍してからは、ホームラン王を

3度獲得するなどチームを長年引っ張る大打者になりました。

何がきっかけになるかはわかりません。


もしかしたら今回のチャンスが、奇跡の始まりかもしれません。

ペレスは、ドミニカ出身の190センチ、98キロの若干28歳の外野手です。

腕の筋肉は、元西武のカブレラ選手をほうふつとさせます。


阪神の前は、日本の独立リーグ、石川ミリオンスターズに入団しており、

4試合に1本ホームランを放っていました。

未知数ではありますが、日本でのサクセスロードを進むためにも、

ガンガン首脳陣にアピールしてほしいものです。