私たちが見ている「色」 | Perfect マンツーマン指導 阪神個別学習院 谷六校ブログ

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みなさん、こんばんは。
校舎スタッフの安田です!

 

さて、この梅雨のジメジメした空気が苦手な人も多いと思います。
実際僕もそのうちの一人です。
この蒸し暑く、息苦しく、なにより少し汗ばむこの季節は汗っかきの僕にとっては天敵です…

しかし、こんな時期にも美しいものはあります。


例えば紫陽花などの花ですね。
紫陽花といっても様々な色があります。
では、なぜ同じ花でも色が違うのでしょうか?

 

まず初めに、僕たちが見ている「色」と言うのはどのようにして発生しているのでしょうか?
多くの場合はその物体を構成している分子が、太陽などからやってくるすべての色を持った白色光を受け、ある決まった色の光を吸収し、それ以外の色(特に補色)を見ています。
その色が赤であったり、青であったり、紫であったりするのです。
なので、その花の色の違いが起こる原因は最も簡潔に言ってしまうと、「異なる色素を持っているから」と言うことになります。
その色素とは多くの場合は大きな分子やその集まりです。
そして分子一つ一つが発光したり、光の吸収や反射をすることによって僕たちは「色」を見ています。

 

上で言ったことを少し噛み砕いて言い換えると、僕たちが日常的に見ている身の回りのものの「色」と言うのは、そのものが「一番好きな色」ではなくその真反対の「色」、言い換えればそのものが最も嫌っている「色」なのかもしれません。
それを見て「綺麗だな」と考えるのも少し失礼な気もしますね…