ショウガ仕事 | 風の通り道

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 新生姜が、スーパーに並んでいる。見ているとやはり漬けたくなって、いくらか買い求めた。まずはガリを作った。夫からは、おいしいと言ってもらえた。

 今日は、梅酢が届いたので、紅しょうがを作ってみた。紅しょうがは、夫にとっておふくろの味である。義母が、夫が高校生の頃、よくお弁当のご飯の上に敷き詰めてくれていたそうな。それで私も、紅しょうがを良く買う。大阪にいた頃は、業務スーパーが近くにあったので、1キロで買っていた。

 

 今年は、ガリだけでなく、紅ショウガも作ってみた。まずは、スライスしただけの状態で。3分ほどゆでて粗熱を取った後、赤梅酢を注いだ。

 

 スーパーには、ラッキョウもまだ並んでいる。先日、ラッキョウをつける瓶(梅瓶の小さいサイズ)を、処分してしまった。今年からは味噌漬けにしないで、生で味噌をつけて直接食べようということにした。

 しかし、おいしそうなラッキョウを見ると、作りたくなる。

 

 作る楽しみ。食べてもらう喜び。

 ものを減らすことばかり優先して、季節の仕事まで手放さなくてもいい。

 

 とりあえず紅しょうがは、ジップロックの袋に入れてある。これなら、罪悪感なく作れそうだ。

 

 写真は、前に作った紫玉ねぎの甘酢漬け。ショウガは、またそのうちに。