今日(令和6年5月9日)の患者さん パーキンソン病により全身ガチガチの70代の男性 | 小田原市の整体院葉音‐Hanon-ブログ

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元理学療法士の院長が小田原市の方を中心にためになる体に関する知識や情報、実際の患者さんの症例を発信していきます!

 

こんにちはウインク

 

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

小田原市の腰痛・ひざ痛専門整体院葉音‐Hanon-の院長、楠侑友(くすのき ゆうと)です。

 

このブログでは、実際にご来院されている色々な患者さんの症例をご紹介します。

あなたの症状と当てはまるものがあれば、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

今日の患者さんは70代の男性で、「パーキンソン病で全身ガチガチえーんというのが主な訴えです。

 

全身のこわばりや、細かい動きが難しい、動作がゆっくりになる、などパーキンソン病による特有の症状が出ている方です。

 

パーキンソン病による施術では、「全身の筋緊張のコントロール」を中心に施術を行います。

 

 

パーキンソン病は、特有の4つの症状があります。

 

①振戦(ふるえ)

②無動(動きが少ない)

③固縮(固まる)

④姿勢反射障害(反射がでない)

 

が有名なところです。

 

この患者さんは、特に無動と固縮が目立ち全身ガチガチの状態ですので、体のバランスを整えながら半強制的に筋肉の緊張を和らげることで、筋肉が長期間固まりすぎてしまうことを防ぎ、歩行能力の維持と動作のスムーズさ、巧緻性の改善を主な目的に施術をしています。

 

幸いなことに、今は体の痛み等はほとんどなく違和感程度で経過していますが、いつ痛みが出てきてもおかしくはない状況なので常にお体の緊張感を少しの薬と施術によってコントロールしているといった状況です。

 

パーキンソン病自体は治る病気ではないので、施術も対症療法的にはなるのですが、でもそこを理解してもらいながら納得したうえで施術を進めていきます。

 

その患者さんは、字を書く趣味や仕事ができていますし、小刻み歩行なすくみ足などもなく歩行においても1度も転倒することなく生活ができています。

転んでしまい骨折などをしてしまう方が多い中、素晴らしいと思います。

これからも転倒しないことが生活を維持するうえでとても大事なことであると理解していただいています。

 

パーキンソン病の方への施術で大切なことは、治らない病気だと諦めてしまわないことです。

病気以外の影響を取り除いたり、パーキンソン病であってもできることはたくさんあるのです。

 

ぜひパーキンソン病があって体をケアしたいという人がいらっしゃれば一度ご相談いただければと思います。

 

 

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