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はの字4代目の「焼津でさつま揚げ作ってます。」

大阪の一般家庭で生まれ育った僕が、
何の因果か今は静岡の焼津でさつま揚げを売ってます。
創業大正10年。「はの字」の4代目に2020年に就任しました。
2021年5月にアメブロ再開。仕事に関する事よりも、趣味の事等について書いていきます。今後ともどうぞよろしく。

「チバユウスケさん死去」

 

訃報を知った1週間、毎晩ミッシェルやBirthdayの曲を聴きながらメソメソしてました。

みんなが愛したロックスターが逝ってしまって、

なんだか自分の人生が止まってしまったような気持ちになって、

自分にとって本当に大好きな憧れの存在だったんだな、とつくづく実感しました。

 

未だに「嘘なんじゃないか」と、頭の中で何かにこじつけようとしてしまうけれど、

チバさんの歌を聞くたびにグッと来て泣きそうになっちゃうので、

「自分はもうどっかで受け入れてしまったんだな。」

と分かって、さらに悲しくなってしまう。

 

それでも自分の中でようやく一区切りつける事ができて、

その間に思った事があったので、9割方は自分のためですが、

久しぶりに記事を書いてみようと思います。

 

タイトルは私が好きなThe Birthdayの楽曲「なぜか今日は」のMVで

一番最後に出てくる一言。

チバさんの訃報を知った夜、これ観た瞬間に我慢できなくなって号泣しました。

(書いている今も少し泣いてますww)

 

 

 

 

 

誰しも青天の霹靂のような衝撃を受ける経験があると思いますが、

ミッシェル・ガン・エレファントは当時高校生だった私にとってまさにそういう存在で、

その日から音楽的嗜好とかプレースタイルとか、全部変わってしまって、

(私はドラマーなので、プレースタイルはクハラさんに強烈に影響を受けた。)

私の人生を決めてしまったと言っても過言はない程強烈に憧れたし、

今でも聴いている間は精神だけ高校生になっているんだと思います。


訃報を知らせてくれたのは友人だったけれど、

それを最初に共有したのは長男でした。

1度だけ、長男と長女とThe Birthdayの野外ライブを最前列で観た事があって、

自分にとってもチバさんの生歌はそれが最後になってしまったわけですが、

自分の子供がミッシェルやBirthdayの音楽を好きになった事は私も嬉しかった。

世代なんて飛び越えて、きっとこうやって素晴らしい音楽は残っていくんだと思いました。

 

ファンっていうのはわがままなので、

チバさんが亡くなるのが10年先、20年先だったとしても、

きっと「早過ぎる」って言っただろうなと思う。

いくらでも聴いていたいんだから、そりゃそうだ。

 

長男が「生のライブをまた観てみたかった」と言っていたのを聞いて、

やっぱり見たいものや会いたい人がいたら、

そう思った時に行かなきゃダメだな、って思ったし、

やりたい事があったら遠慮しちゃいけないって本当に思います。

 

誰も自分の事なんて待ってはくれないし、

自分が生きているうちに、あの人が元気なうちに、

会いに行ったり、見に行ったり、したい事をしなきゃ、

時間は思っているより猛スピードで過ぎてってしまう。

 

チバさんが亡くなってしまった事は本当に悲しくてたまらないけれど、

この悲しみをきっかけに、色々考える事が出来ました。

私ももう一度、好きな事をやろうと思います。

 

もう楽器を手にする事はないだろうな、って心のどこかで思っていたけれど、

もう一度バンドやってみようかな、って思う。

なんか本当に音楽やめちゃったら高校生だった自分に嘘つく事になると思って、

そしたらチバさんに憧れてたのも嘘になるような気がしたので、

ゆっくりになると思うけど、もう一度音楽やってみます。

 

 

チバさんの音楽が大好きだし、

これからもずっと聴いて生きていきます。

カッコいい音楽を沢山残してくれてありがとうございます。

本当にいつもかっこよかった。

マジで大好きでした。