赤と青のガウン/彬子女王 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。




ただいま巷で話題の
三笠宮寛仁殿下のご長女
彬子様のオックスフォード留学記

2013年に出版された本が
昨年の春頃?の
どなたのXの呟きから大バズり
私ももれなく購入しました
書評通りの瑞々しい筆致
聡明さとお育ちの良さから
滲みでる品格
なんとも爽やかな1冊でした


『赤と青のガウン』彬子女王著


学習院大学在学中に1年間
ご留学なさっていて
学習院卒業後に再度渡英
博士号を取得するまでの
5年間に及ぶオックスフォードでの
悲喜交々を描いたエッセイです

オックスフォード大学には
40ものカレッジがあるそうで
彬子様は浩宮様も学ばれた
マートン校で日本美術史を専攻
勉強の大変さは想像を絶する
過酷なもので
修士で終わりにせず
博士への道を選んだ女王様の
ひたむきな努力にただただ敬服

イギリスでの生活で
生まれて初めて側衛の付かない
日々をお過ごしになったとか

日本では宮家の方々には
生まれた時から
警護の方が必ず付くそうです
その側衛さんとの関わりなど
微笑ましいエピソード満載

友人、教授、学生仲間、、、
周囲の人々との交わりによって
向上心溢れる若き女王様は
さらに輝きます
皇室にこれほど頭脳明晰な
女性がいると思うと誇らしい!

現在も能登の復興支援で
ご活躍の彬子様
(ご自身でクラファン
立ち上げているようですよ!)
今後も追いかけたいです